日本大使館からのお知らせ(パリにおける連続テロ事件の発生に伴う注意喚起)

日時: 2015年11月18日 10:17 日本大使館より、海外安全情報(広域情報)として「パリにおける連続テロ事件の発生に伴う注意喚起 ~海外渡航時における在留届・「たびレジ」登録のお願い~」のお知らせがありましたので、添付ファイルのとおりご案内致します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++ 在インド日本大使館 20151116広域情報(パリにおける連続テロ事件の発生に伴う注意喚起)

在チェンナイ総領事館からのお知らせ(タミル・ナド州沿岸地域の熱帯低気圧接近にかかる注意喚起)

日時: 2015年11月09日 15:43 在チェンナイ総領事館より、同地在留邦人の皆様宛に、添付の注意喚起が 発出されましたので、ご参考までにお知らせ致します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++ 在インド日本大使館 チェンナイ総発(タミル・ナド州沿岸地域の熱帯低気圧接近にかかる注意喚起)

さくら会行事報告 | 大人の遠足!メトロに乗ってラーバン職人の街見学ツアー

■ 大人の遠足!メトロに乗ってラーバン職人の街見学ツアー‏ 2015年10月20日 さくら会の今月のイベント「大人の遠足!メトロに乗ってラーバン職人の街見学ツアー」が 10 月9 日金曜日に開催されました。 来るダシャラのお祭りで燃やされるラーバン人形を作る街Titarpur をHimansh Verma氏の案内で見学するツアーです。今回 MOSAI 日本語学校から 4 人の学生さん達が通訳ボランティアとして私たちに同行してくださいました。   デリー組はコンノートプレース、グルガオン組は Dwarka Sector 21 のメトロの駅にそれぞれ集合し目的地 Tagore garden 駅へ向かいました。今回初めてメトロに乗るという方も多く、トークンを買うところからわいわい教え合いつつ遠足のスタートです。   メトロは構内も車内も清潔で Tagore Garden 駅まで快適に移動できました。そこで Himansh 氏と合流。駅で街についてのイントロダクションを受けた後、いくつかの主なお店を Himansh 氏の案内で回っていきます。 Titarpur は、元々火葬用品を作る人々の集落で、遺体を火葬場へ運ぶ為のアルティと呼ばれる担架や遺体に着せるカファンなどが作られていたそうです。60 年ほど前、スィカンダラバードから移住してきたある人物が趣味でラーバン人形を作り始め、村の子供がその真似をして、ラーバン人形を作るようになりました。かつては3家族のみでしたが、グジャラート州やビハール州からやってきて働いていた人々が独立し、Titarpur のラーバン人形はデリー中で有名となり、ラーバン人形の製作者達はラーバンワーラーと呼ばれるようになったそうです。 この街では普段リクシャーのドライバー、お店の経営、音楽隊の一員等、様々な職業に就く人たちが 1 年の内ダシャラ前の 2 か月だけラーバンワーラーとなり、それぞれ独自の世界を作り上げています。今回のツアーはダシャラ 2 週間前で、製作中の全工程が見られるエキサイティングな時期。ダシャラ直前の週末頃には、全部彩色されて街中がカラフルな鬼に埋め尽くされるそうです。   駅を降りるとすぐにメインロード沿い、中央分離帯、さらには駅の階段の下などに大きなラーバンの頭、胴体、手などが所狭しと並べられ、いくつかは色鮮やかな布がすでに張られており街がとても賑やかです。 駅近くに一件目のお店がありました。お店といっても道端に勝手にラーバン人形を作って広げているといった風情ですが、ツアー参加者の皆さんは竹で組んだラーバンの頭に紙が貼られていくのを目の前で見て、糊は何で作られているの?出来上がりはどのくらいの大きさになるの?など次々と質問をして興味深く見学をされていました。出来上がったラーバン人形たちは手足胴体ばらばらのままデリー各地のラムリーラ(ラーマーヤナのお芝居)会場などへ運ばれ現地で組み立てられます。なんと海外から注文が入ることもあるそうです!   この一帯を歩いて見ていくと、同じように見えた顔にも個性があることに気付きます。 人形の頭の部分を作るには、まず竹を割いた竹ひごで骨組みを組み立てていきます。 竹ひごのたわみを使ってひげ、あごの部分の曲線をデザインしていきま すが、どれもユーモラスな顔ながら、ひげの張り出しの形やあごの形が違ったりして竹の曲線がと ても美しく職人さんたちのこだわりが感じられます。ひげが大きくうねったものやツノが鬼のように出ているものもあり、その年その年で新しいデザインが生み出されているようです。おもしろいですね! 家庭用の小さいラーバン人形を作っているお店には「デング熱をやっつけろ!」をテーマに、蚊を形どったものまでありました。盛大に燃やしてデング熱を追っ払いたいものです。 最後はこの界隈で最も有名だというラーバンワーラーのもとへ行き目が光るように細工され色鮮やかに完成した作品を見ることができました。 そちらで少し休憩し […]

その他 |初めてのサリーを買いに行こう!パーティ編

■ 初めてのサリーを買いに行こう!パーティ編 2015年10月16日 セカンドサマーの勢いも少し衰え、少しずつ涼しくなってきたこの季節、デリーは結婚式シーズンに入り、インド人の結婚式へお呼ばれする機会が増える時期でもあります。また 11月にはさくら会文化部の Beautiful Photo Shooting、年末にはデリー日本人会忘年会も控えているので、そろそろパーティー用サリーを買わなくっちゃ!と思っている方も多いのでは?そこで、さくら会広報部企画第2弾「初めてのサリーを買いに行こう!」を読んでサリーを買いにでかけましょう〜!     まずは、情報収集から・・・、ということで、初めてのパーティー用サリーを買いに行く時の心得をサリーについて造詣の深いマルホトラ泰子さんへおうかがいしました! ・ 欲しい素材と色を決めておくべし! 素材は絹かチュールレースか刺繍やスパンコール付きがいいのか、また色はご自分のクローゼットの中の洋服をみて、顔写りの良い色を選んでおくと Good! 色を決めていないと、種類がありすぎて選べなくなってしまいます! ・ どんなパーティーへサリーを着ていくのかを考慮すべし! 日本人ばかりのパーティーならば多少のフュージョンもありですが、インド人ばかりのパーティーへ出席する場合は、素材にも気を使い、昼間のパーティーならシルク素材をチョイスしたり、伝統的な産地にこだわったり。夜の場合はビーズが沢山ついた煌びやかなシフォン サリー等、場にふさわしいものを選びましょう。 ・ パーティーは立席か着席かを確認すべし! 立って歩くことが多い場合は全体が映える色柄を、着席の場合は上半身にポイントを置いたデザインを選ぶと Cool!。 ・ サリー屋さんへは時間のある時に、ゆったり気分で行くべし! これは!というものに出会えるまで沢山のサリーを見せてもらい、妥協しないこと。サリーは値段=品質、自分の予算に合わせてお気に入りの一着を見つけましょう! 忘れてはいけないのが、サリーを着る上での御法度。ヒンドゥー教の結婚式へいく場合、赤は花嫁の色とされているので避けましょう!白い無地のサリーは未亡人が着るものなど、タブーもありますので要注意!   さて、以上の心得を踏まえた上で、いざ出陣! 今回取材にご協力くださったのは、既に一着パーティーサリーを持っているけれどもそろそろ2着目が欲しい K さんと、持ってるサリーは数知れず、今回は Beautiful Photo Shooting用に新しいものを購入しようと検討中のMさん、そしてサリーを買うのは全く初めて、でも やっぱりインドへ来たからにはキラキラサリーが欲しい!という H さんの3人。 今回は、買い物しやすいショッピングモールの中のお店をいくつか見に行きました。 パーティー用サリーを探している旨を伝え、気になる色・素材を指定すると、次々と出てくる豪華なサリー!気になるものはとりあえずキープしておき、出揃ったところでどんどん試着していきます!自分にどんなサリーが合うのか、とにかく着てみないことにはわかりません。 お友達と一緒に行くと、普段自分では選ばない色や柄を勧めてもらえたり、試着した時に客観的なアド バイスをもらえて、サリーに興味のないご主人と来るよりも良いのかも? サリー以外にもスカートとブラウスに分かれている「レヘンガーチョーリー」と呼ばれるスタイルも気になっていたというみなさん、そちらも試着していきます。 レヘンガーは一枚の布を身体へ巻き付けていくサリーとは違って、スカート部分が独立しているため着付けしやすく、着崩れしにくいという利点があります。 しかし一方ではスカートの柄を吟味しないとスカートの長さを調整するためにウエストに近い部分の柄をカットすることになったり、高いヒールを履かなければならなくなる場合もあります。 さて、気になるものをどんどん試着してみて、無事にお気に入りの一着が手に入ったら、着る前にいくつか準備が必要です。サリーについているブラウス部分の生地を持ってテーラーへ行き、デザインを指示してブラウスをオーダー。もしサリーをワンタッチ式にするならば、それもテーラーへ依頼できます。ワンタッチサリーの作成、レヘンガーのスカートの調整等はお店にお願いできる場合もあります。 また、サリーの下に着るペチコートはサリー屋さんでも作ってもらえますし、既製品を扱う店で買うことも出来ます。サリーのブラウス部分を切り取ってもらったら、サリーの裾部分(靴が当たる部分なので補強が必要)に裾よけ布(フォール)をつけてもらうのも忘れずに!    せっかくインドに居るのですもの、一度はサリーを着てみたい!いいえぜひ着るべきです!キラキラなサリーを着て、インド人の結婚式へ出席するのもよし、お友達と着飾ってインド料理を食べに行くのもよし! インドでしか出来ないおしゃれを楽しんでみませんか?    どこへ買いに行けばいいの?という方、まずはショッピングモールの中にあるサリー屋さんを片っ端から覗いてみてください!    今回アドバイスをくださった泰子さんのおすすめは… […]

さくら会行事報告 | サリー新発見!Rta先生のサリー着付け教室

■ サリー新発見!Rta先生のサリー着付け教室 2015年10月08日 セカンドサマーの残暑が続く中、2015 年 9 月 21日にさくら会文化部企画第 3 弾「サリー新発見!Rta 先生のサリー着付け教室」が講師にインドサリー研究の第一人者 Rta Kapur Chishti 女史を迎え、ダイアパークプレミアにて開催されました。Rta 先生はインド各地のサリーの柄や着方をまとめた有名な「Sari tradition and Beyond」の著者であり、ご自身で SARI SCHOOL※も開講されています。 先生の著書の大ファンで普段サリーを着ている方から、今回初めてサリーを着る方まで、午前と午後の部合わせて総勢 40 名の方々が参加されました。 サリーをパンツスタイルで粋に着こなした富安部長の言葉の後、まずは Rta 先生よりサリーについてのイントロダクション。 インド各地を回り 30 年以上サリー研究を続ける Rta 先生によると、サリーの着方はインド国内だけでもなんと 200 種類以上!他の衣類とは違うサリーの最大の特徴は「Unstitched=縫われていない」ということ。だからこそ自在にアレンジが効き、フォーマルにもカジュアルにも、ドレス風にもパンツスタイルにも自分が着たいように身に着けられる!と熱く語る先生。 サリーは定規ができる前からあった民族衣装。サリーを着る時は、手の指何本分や一方の指先から顎まで、といった具合に自分の身体を使って測るといいそうです。 この Body Measure なら自分の体型に合わせて着ることができそうな気がします。 他にもサリーの原材料となる綿やシルクの産地・種類についての違い、各地方によって違うサリーの着方、生地の柄・モチーフの特徴を多くの写真を交えてご説明くださいました。 なかでも驚きだったのは、サリーがブラウスやペチコートの上に布を巻くという現代のスタイルになったのは、西洋人がインドへ入ってきた 1900 年代以降というお話。 それまではただの一枚の布を巻いていただけだったそうです。下着は?胸が見えそう…なんて当時を想像してしまいました。 講義の後はいよいよ着付けの実践!先生が用意してくれたサリーを 1 人1枚ずつ受け取った後、各4 名のグループに分かれ、先生とアシスタントの方々の手ほどきを受けながら着付けを学んでいきます。 ここで先生からワンポイント。今回のスタイルでサリーを着る際は『初めに必ず足を肩幅に開いておくこと』。でないと、着付けが終わった後に思ったように足が開かず、歩きに辛い…なんて事態に陥るとのこと。      サリーの長さは長めものと短めのものに分かれますが、実際にはひとつひとつ長さが違いますし、着る人の身長や体型によっても使う布の長さは違ってきます。そのため、同じスタイルで着付けても、残る布の長さに違いが生じます。そんな時、残った部分を肩にかけるのか、長めに残った場合は肩へかけた後ベルト風に腰へ巻き付けるのか、はたまた首にぐるっと巻いてドゥパタ風にするのか。それによって同じスタイルで着付けても、見た目も雰囲気も全く違って来るのがおもしろいところ。Rta 先生の著書の中から 6 つのスタイルを学んだのですが、会場を見渡すとそこにはいろいろなアレンジが…。どういう風に着てもとにかく“自由!”なのだそうです。ご自身でアレンジを試みる方もいらっしゃいました。 サリーの着方を学んだ後は、飲みものとクッキーを頂きながら、今回習った着付けをどうコーディネートに活かすのか「富安部長のサリースタイル応用編」のスライドを見てお開きとなりました。 […]

日本人会行事報告 | 2015 年 夏祭りのご報告

■ 2015 年 夏祭りのご報告 2015年9月28日 文責:髙橋教頭 夜中に降った大雨のせいで、祭りの会場となる日本人学校のグラウンドはぬかるみ、水溜まりができあが っていました。前日に搬入されたレンタル品もすっかり濡れてしまっていました。それでも雲の切れ間から 青空がのぞき始め、これなら何とか屋外で開催できそうだとグラウンドにいる誰もが共通の思いをもちまし た。 午前中から早々と模擬店の準備が始まりました。たくさんの材料を運び込むお店、かわいらしい装飾を始 めるお店、校舎内の教室で調理に取りかかるお店。どのお店も夕方の開会に向けて活気を帯びています。 3時を過ぎる頃には、お客様が来場を始めました。そして、八木大使ご夫妻をはじめ、日本人会理事、日 本人学校理事のご来賓の方々をお迎えしました。いよいよ準備が整いました。皆様の待ちに待った年1回の 日本の祭りが今年も始まります。 オープニングは、日本人学校の児童生徒の発表です。6年生は和太鼓を披露しました。「夏祭り」と「絆」 の2曲はともに迫力満点です。グラウンドに勇壮な和太鼓の音が響き渡りました。続いて、中学部全員によ る「よさこいソーラン」の演示です。練習を重ねるごとに全員の息が合っていく様子が分かります。生徒の 発表にかける思いとチームワークのよさを感じることができました。 あいさつに続き、御神輿の巡幸が始まりました。5年生がお囃子を演奏する中、1年生が学級ごとに子ど も神輿を担ぎました。かわいらしい御神輿に続いて、デリー神輿会の方々による力強い御神輿が祭りの雰囲 気を一気に盛り上げました。 今年は、新規出店の5店舗を加えた25団体の模擬店がお客様を待っていました。焼き鳥、たこ焼き、 水餃子、牛丼などなど。食べ物や飲み物のお店には早くも長蛇の列ができあがります。祭りの一番の興味は 食べ物と飲み物ですね。大人はビールが普段よりおいしく感じられたことでしょう。 金魚すくいや輪投げ、ヨーヨー釣り。小さなお子さんでも楽しめるように、様々な工夫をしてくださって います。キャラクターのお面は外国のお客様にも好評でした。 「ポツポツ!?」途中、小雨が降りましたが、誰も気にしません。「ピカッ!」遠くに稲光が何度も見え ました。「大丈夫、大丈夫。」子どもたちは祭りに夢中です。大人も子どもも一緒になってこの祭りを楽しむ 気持ちがまるで雨を降らせないかのようでした。 会場の中央には盆踊りのためのステージが組まれ、踊りの輪がその周りにできあがりました。浴衣姿で踊 る子どもたちの二重の輪。その様子を撮影しようとする保護者の輪も。いつの間にか上空を横切る旅客機の ライトがはっきりと見えるほど日が暮れていました。 祭りの最後を飾るのは色鮮やかな花火です。会場のすぐ近くで打ち上げられる花火は、それほど大きくな くても迫力があります。響き渡る音、まぶしい光、お客様の歓声。ここがインドだということを忘れてしま う瞬間でした。 ご来賓の皆様、出店団体の皆様、デリー神輿会の皆様、ご来場くださったお客様、会場設営をがんばって くれたスタッフ、そして、日本の祭りを体いっぱいに表現してくれた日本人学校の児童生徒の皆さん、本当 にありがとうございました。最後にお願いがあります。インドの神様、どうかこの日だけは雨を降らさない ようにしてください。前日も含めて。これからもずっと。 【ご協力いただいた模擬店出店団体】 50 音順 ①アメリカン エンバシー スクール ②アラハバード有機農業組合 ③Iroha ④くふ楽(KUURAKU) ⑤SAKURA ⑥在インド日本国大使館 ⑦ザ・ホテル・メトロポリタン ⑧日本航空(JAL) ⑨JICA インド事務所 […]

日本大使館からのお知らせ(11月の祝祭及び12月の休暇シーズンに向けての注意喚起)

日時: 2015年11月04日 11:17 いつも大変お世話になっております。 日本大使館より、「11月の祝祭及び12月の休暇シーズンに向けての注意喚起」について お知らせがありましたので、添付ファイルのとおりご案内致します。 ★★★★★★★★★★★★★ 掲載文

その他 | 金武医務官インタビュー

■ 「さくら会」金武医務官インタビュー 2014年09月14日 「さくら会」のメンバーが、インドの「大気汚染」や「デング熱」、「蚊」に関することなど、日頃疑問に思っていることを解決するため、日本大使館の金武医務官にお時間をいただき、インタビューを行いました。以下、インタビューの内容をお伝えします。 ■大気汚染 Q1.冬場の大気汚染は今まさにある問題ですが、実際に呼吸器、循環器にどのような影響が出るのでしょうか? 医務官:呼吸器系では非常に小さな粒子が肺の奥深くに入ることによって、大きな粒子では起こりえないようなことが起こると考えられています。大きな粒子は、肺の奥に到達する途中で、気管支や細気管支の壁にくっついて多くが喀出(痰に混じって外に出ること)されると考えられますが、PM2.5などの粒子の細かいものは、一番奥の肺胞にまで到達し、なかなか体の外に排出されないということが問題視されています。WHOは昨年,PM2.5などの微小な粒子状物質を、発がん性がある物質の一つに分類しました。また、かつて我が国が四日市ぜんそくなどで経験したように,大気汚染と喘息などの呼吸器疾患の発症には大きな関連があるといわれています。 循環器系では,微小粒子状物質は肺胞レベルで末梢血流に影響をあたえ、最終的に循環器系にも影響を与えると考えられています。 Q2.インドにいると、日本で生活していたのと比べどのくらいガンを発症するリスクが高くなるか、などのデータはありますか? 医務官:私の知る限りはありません。 Q3.日本でも以前、光化学スモッグ注意報が発令され屋外での活動を控えるよう注意喚起がありましたが、その時代もすでにPM2.5は存在したと考えられますか? 医務官:かつてはPM2.5という概念がなくPM2.5濃度として計測されたことはないと思いますが、非常に細かい粒子状のものは以前から存在したと思います。PM2.5というのは、新たに出現した物質ではなく、新たにできたカテゴリーであって,以前から存在していた物質であるとお考えいただいていいです。 Q4.PM2.5は何から排出されるのでしょうか? 医務官:途上国の大都市部の近年のPM2.5などの粒子排出原因は,一般的には車両による排ガスが主な原因と考えられています。当地の専門家も、「デリーの大気汚染は,自動車の排ガスが一番の原因だ」とおっしゃっていました。あとは、暖房に使われる化石燃料の燃焼、レンガを焼成する際の煤煙なども原因と考えられています。また、中東からインドまではもともと土漠地域で目の細かい砂が舞い上がる自然現象があり,これも原因の一つではないかといわれています。ただ、大都市部で特にPM2.5の濃度が高いことを考えると、やはり自然のものより排ガスなど人為的なものが一番の原因と考えるのが自然だと思われます。 Q5.有効な予防策について、「窓を開けない」、「空気清浄機を使う」、「マスクをする」といったほかにあればご教示ください。また、有害物質をできるだけ体内へ取り込まないようにする予防策がありましたら、教えて下さい。 医務官:個人レベルでできる効果的な大気汚染対策としては、やはり、大気汚染の顕著な日には、「外出を控える」、「外出時にはマスクをする」、「窓を解放しない」、「空気清浄機を日常的に使う」ということだと思います。これ以外の対策を取ることは容易ではありませんが、大気汚染の顕著な冬期に合わせて長期休暇を取るのも一案かもしれません。 大気汚染物質の濃度は、冬期以外は比較的低くなります。また、風向きや気温、交通量 などでも短時間で変化します。大気汚染を恐れ全く外出しないのも健康にはよくないですので、デリー準州政府や地球科学省などのウェブサイト等を参考にしながら、メリハリを付けて外出することが大切だと思います。 (デリー準州:リアルタイム大気質データ) http://www.dpccairdata.com/dpccairdata/display/index.php (地球科学省:SAFAR) http://safar.tropmet.res.in/ Q6.マスクはPM2.5に有効なのでしょうか? 医務官:PM2.5に有効な工業用の防塵マスクを一日中つけて日常生活を送ることは実際には困難でしょう。PM2.5は、インドだけでなく例えば日本でも一定の濃度で存在するもので、高い日には外出を控えるなど、メリハリのついた生活を送られるのがよいと思います。デリーに関して言えば、冬場、特に10月頃から1月いっぱい頃までPM2.5の濃度は高くなり、2月頃になると改善するという傾向があります。 Q7.冬季の霧(Fog?Smog?)と大気汚染との関連は? 医務官:確かに,大気汚染の顕著となる時期とデリー市内で霧の発生する時期は重なっています。一般的に,微小な大気汚染物質が大気中に多く浮遊していると,湿度が高く気温が低い場合,これを核に水蒸気が付着して霧が発生しやすいといわれています。ですので,冬季の霧と大気汚染物質の濃度は一定の関連があるといえますが,空気のきれいなノルウェイの森にも霧は立ち込めるでしょうから,デリーで発生するすべての霧が大気汚染物質の濃度が高いことによるとは言えないのかもしれません。 Q8.有害物質を体内に取り込んでしまった場合、なにかデトックスになる食べ物、方法はありますか? 医務官:大気汚染物質については,残念ながらそのような情報は持ち合わせていません。 Q9.PM2.5などの汚染物質がある大気の中で過激な運動、たとえばマラソンなどをすると、さらに危険性は高くなるのでしょうか? 医務官:過激な運動では呼吸数が増えますし,呼吸が深くなり肺の奥まで大気を吸い込むことを考えれば、長時間継続的に過激な運動を行えば,大気汚染による人体への影響は強くなると思います。かといって,全く屋外に出ない生活が健康的とも思いません。先にも述べましたが,大気汚染の激しくない時期にメリハリをつけて屋外活動をエンジョイされることをお勧めします, Q10.デリーの大気汚染、水質汚染は顕著で、毛髪検査にてヒ素やカドミウム等の有害部質が明らかに高く検出された方もいると聞きます。このような環境で長く暮らす事で、将来的に脳神経系の疾患の罹患率が上がることは考えられますか? 医務官:インドの在留邦人の方で日本に戻られた際に毛髪のカドミウムなどの検査を受けられた方のお話は、2013年7月下旬に小職もお伺いしました。本件、ある企業の産業医の先生が日本国内の専門家に意見を聞いたところ、「体内の有害ミネラルの検査は、本来、外的環境素因が影響しやすい毛髪ではなく血液や尿をサンプルとして実施されるべきで、毛髪を用いた場合の検査結果については広く受け入れられた基準値がない」との答えだったそうです。これをもってインドではヒ素やカドミウムへの暴露がないと言っているわけではありませんが、お伺いした毛髪検査結果だけでは、十分な根拠とはなっていないのではないかと思われます。もう少し情報を集めてみたいと思っています。 ■デング熱 Q1.輸血が必要になるほどの重症化のケースについて、どういった経過の場合にそうなるのか、また重症化する割合は? 医務官:デング熱では、通常4~7日間持続する突然の高熱で発症します。重症例ではこの熱が解熱するころに、「繰り返す嘔吐」、「強い腹痛」、「(歯茎や鼻、消化管などの)粘膜からの出血」、「呼吸困難」、「(意識がもうろうとなるなどの)ショック症状」、「血液検査で急激な血小板の減少やヘマトクリット値の上昇(血液濃縮)」を伴う事があるとされています。 米国疾病対策センターによれば、デング熱患者のうち約5%が生命に関わるような重症 (デング出血熱、デングショック症候群)に陥るとされています。  Q2.重症化してしまった時の対応について具体的に教えてください。 医務官:重症化の有無に関わらず、デング熱は全例、医師による診断と治療が必要です。自己判断や自己治療をせず、デング熱を疑ったらすぐに最寄りの医療機関を受診してください。その際、小さなクリニックではできない検査や治療があります。都市部の大規模総合病院を受診するのが望ましいでしょう。 重症化してしまった場合、多くが血小板輸血や集中治療を必要とします。主治医の指 示に従って治療を受けていただくのが基本です。  Q3.病院で輸血を受けても本当に大丈夫ですか?病院が用意している血液は本当に安全   ですか?(知人は、医師からインドの輸血血液は安全ではないと言われたそうです。   輸血後、数か月おきに血液を介して感染する病気の発症がないかのチェックを病院 で行っています。)  医務官:インドの医療機関では、輸血に用いる血液に対して、HIV(エイズウィルス)、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、マラリアのチェックを行う事になっています。大都市の私立総合病院であれば、輸血を受けてもこれらの感染症に感染する危険は特段高くないと考えられます。  Q4.昨年、デング熱にかかり、輸血も一度しました。もし、また同型のデング熱にかか  った場合、デング出血熱やデングショック症候群になりやすいと聞きました。一度デング熱に罹患歴がある場合、これらはどれ位の確率で発症するのでしょうか。  医務官:デング熱ウィルスには4種類あり、それぞれ1回感染すると終生免疫を獲得し、 同型のデング熱ウィルスには二度と感染しません。 重症型のデング熱は、デング熱全体の約5%でみられるといわれています。ですので、   重症型に陥りやすいと言われている2回目の感染では、重症化の確率はそれ以上なのだと思われますが、はっきりとした報告や研究は自分の知る限りまだありません。デング熱ウィルスに感染しても、実は75%程度は無症状だと言われています。ですので、そもそも「初めて」デング熱を発症した人でも、果たしてそれが、本当に「1回目」のデング熱ウィルスへの感染かどうかは分かりません。したがって、2回目にデング熱にかかった場合の重症型デング熱の発症率を算出することは非常に難しいと言えます。  Q5.子供に関して:「デング熱かも。」と疑って、早めに病院に行ったほうがいい初期症状は、どのようなものがありますか?たとえば、「鼻水などの症状がないのに、突然熱だけ上がった時」とか、「3時間以内に急に39度過ぎまで上がった時」など、「そうかもしれないサイン」について教えてください。 また、「様子を見ていてもいい時間は、どのくらいか」、「こんな場合は手遅れになるかも」という場合など、ご教示いただけましたら幸いです。  医務官:「デング熱の流行シーズン(8月末から11月末)」に、「突然の39℃近い高熱と頭痛や眼の奥の痛み」があれば、デング熱の可能性が強く疑われます。 お子さんに限りませんが、「デング熱かも」と疑ったら、とにかく早めに病院を受診してください。 […]

その他 | 今本敬一氏スペシャルインタビュー

■ 今本敬一氏(TAIGA RESORTS INDIA代表)スペシャルインタビュー 2013年10月19日 がむしゃらに泳いでいる子がいると、放っておけない水泳同好会のボス。 この方に泳ぎを教わったお子さん、結構いるのでは? 魚のように泳ぐこの方は、お魚を扱っていらっしゃるってご存知でしたか? 夏祭り名物のおいしいたこ焼きもこの方によるもの。 TAIGA RESORTS INDIA代表の今本さんにお話を伺いました。 今本さんプロフィール:TAIGA RESORTS INDIA 代表 水泳同好会 会長 デリーソフトボール同好会「盟球会」キャプテン デリー山口県人会 代表 出身地:山口県周南市(旧 徳山市) 家族構成:妻・息子・娘・モカ(犬) 趣味:水泳・ソフトボール・つり・料理・食べ歩き TAIGA RESORTS INDIAの紹介 店舗住所 S-181,Panchsheel Park, New Delhi 業務内容:日本の生鮮食品、主にシーフードの輸入販売 電話 011-4050-1983(言語対応:英語可、または日本語対応可) Fax 011-4101-1983 営業時間 月~土曜の10時から18時まで(日曜販売については要相談) *個人からの問い合わせも承ります。事前に上記営業時間に商品の有無、ご注文について 電話で確認していただけると幸いです。 Q:渡印されたのはいつですか 1995年9月1日です。 Q:お仕事を始められたきっかけは A:最初は、インドで和食レストランをインド人と共同経営で作りたかったんです。 しかし、和食レストランを開くには魚類の仕入れが必至。しかし当時は仕入れ方がな く、そこで思いついたのが今の仕事です。 Q:なぜ、インドで? A:学生時代から何度もインドを訪問していて、当時から和食レストランなんて1軒もなく 在住されている日本人の方がとてもご苦労されていたからです。 私自身も旅行に来た際、インド食をはじめ食べるものには苦労しましたから Q:今本さんが初めてインドにいらしたきっかけは A:人が体験できないことをとにかく体験したかったんです。 Q:その時のインドの様子をお聞かせ下さい A:とにかく汚くて臭かった。牛も今の何倍も町中にいて、当時はCNG化もまだだったの で、空気が目に見えて悪かった。学生時代初めて降り立った空港はカルカッタだったんですが すぐに帰りたいと思いましたね Q:そのインドに魅せられた理由は A:インド人の優しさにふれたことでしょうね。それまで私は日本人以外、義理人情はない と思ってましたから。とにかく、行くたびに目標が持てる国。 初めてガンジス河を見た時は、次は絶対に泳ぐぞと思った。今思えば、それが私の水泳と の出会いだったかも知れません。 Q:で、泳いだんですか? A:泳ぎましたよ。そのあと、熱に下痢と大変な思いをしましたけどね Q:他にはどんな目標がありましたか? A:ヒマラヤの温泉で地酒を飲む、トリバンドラムでバラタナ注を見る、伴侶を見つける・・・ 温泉での地酒は最高だったし、バラタナも素晴らしかった。ただ、伴侶はインドではなく […]

その他 |有機野菜販売 土屋氏インタビュー

■ 有機野菜販売を手がける土屋のり子さん インタビュー 2014年11月08日 <プロフィール> 東京都千代田区出身 大学卒業旅行・2度のインド留学(Banaras Hindu University, Hindi Advanced Diploma Course)を通じてインドに根を下ろすことを選択。 2012年8-10月小学生のお子様とともに渡印。 現在は「トマト・プロジェクト」にて、オーガニック認証農園などからの有機・無農薬野菜配達を通じ、安心/安全をより多くの家庭に届ける事業に日々奮闘中。     Q: インドとの出会いから現在にいたる経緯を教えて下さい。 A: 大学の卒業旅行に選んだのがインドでした。2ヶ月間旅行しましたが、当時のインドの印象は、正直いいものばかりではありませんでした。しかし、日本に降り立った途端、インドに帰りたくなってしまったのです。これは今でも不思議です。 「不自由な境遇に置かれているはずのインドの女性がなぜあんなに幸せそうに笑えるのか」、それを解明したい思いで、ヒンディー語を学び、社会人経験を経て、92−94年、97-99年の2回にわたってバナーラスへ留学しました。 インドで日本人の夫と知り合い、結婚。娘が一人おります。移住を前提で娘がインドに適応できるのかを見極めるために、3年前、かつての留学先だったバナーラスへ旅行しました。娘がインドを気に入り、2012年10月に娘とインドへ参りました。 Q: インド留学時代で、特に印象に残っていることはありますか。 A: 自由な日本から来た私から見ると、インド人女性はずいぶん不自由そうに見えました。結婚相手はもちろん、1人では買い物にも出られず、外で働くことも、自立もできない。…なのに、なぜあれほど屈託なく笑い、幸せそうなのか。それが一番の謎でした。インド人家庭でのホームステイを通じて学んだことは、インドの方々の「足ることを知る生き方」でした。当たり前のことに感謝する、狭いけど深い、そんな生き方に共感しました。ひとり一人がバナーラスを構成する重要な役割を担っていることも感じました。   Q: 土屋さんの考えるインドの魅力とは何でしょうか。 A: 自分が自分らしくいられるところ、だと思います。 Q: 現在取り組んでいらっしゃる「トマト・プロジェクト」について教えてください。 A: デリー周辺や遠隔地の農園と契約を結び、有機野菜を主に日本のお客様にお届けする事業に従事しています。会社名はThe Earth & Hospitality Pvt. Ltd. です。 個人のお客様向けの野菜宅配を主としていますが、一部レストランへも卸していま す。現在は個人宅への配送が8割、ピックアップ形式(スルターンプル)が2割です。注文方法は、インターネットサイトを通じ注文を受付け、木曜午後にサウスデリー、金曜午後にグルガオンのお宅へ配送、土曜午後にスルターンプルでピックアップを受け付けています。 Q: どうして有機野菜宅配ビジネスを始められたのでしょうか。 A: インドは世界有数の農薬使用国で(日本もそうですが)、近隣のマーケットで売られている野菜には多量の農薬が使われている、とインドの友人に教えられました(特にオクラ、ほうれん草)。私も一人の子を持つ親として、安心・安全な食べ物を子どもに与えたいと考えていました。そんな矢先、あるご縁でヒマーチャル州の農園の方と知り合い、子を持つ親として思いを同じくする方々に農園の野菜を販売したことからスタートしました。 Q: 取扱う野菜は、いったいどういった農園でとれたものですか。 A: ハリヤーナの2つの農園はインド政府が認めたオーガニック認証農園です。ヒマーチャルにある農園は水道水も飲める水のきれいな地域で無農薬・低農薬で野菜を栽培しています。  オーガニック認証を取得するには国際的に定められた基準に照らして、農薬を使わず、有機肥料を使用して農園を管理。毎月日誌を提出、年2回政府機関、年2回認証機関の監査を3年間受けて初めて取得が可能です。また取得後も認証農園であるためには同様の検査を受け続け、毎年更新していく必要があります。  ハリヤーナの農園のひとつでは、地下水を濾過して与えるこだわりぶりです。またハリヤーナの別の農園では55の農家が集まり一つの農園を構成しているので、広範囲で有機農法を実践でき、様々なバラエティの野菜を取扱うことができるようになりました。 Q: インドで有機野菜が広まらないのはどうしてでしょうか。 A: インドでは現在でも政府の農作物の買上げ制度が現存していることがひとつの理由です。農家を保護し、どんな野菜を作っても、政府が買い取ってくれる。そのため、農家が努力をしないという側面があります。身近にもSAFALと書いた八百屋を目にします。買上制度で流通している野菜です。  また、農家の資金力と規模も影響しています。地方で細々と有機野菜を作っている農園は数多あるのですが、オーガニック認証を取るには資金力とある程度の規模が必要なので、取りたくても取得できない現状もあります。  農家の教育不足も大きな問題です。教育を満足に受けられない農民達は、農薬の袋を見ても、希釈率の説明も読めない。結果として、希釈率が守られないまま散布するような事態も起こっています。 Q: ビジネスを経営していく上でのご苦労はありますか。 A: 現在ありがたいことにお問い合わせを多くいただいているほか、注文処理、配送、農園との連絡、新規商品の開拓で多忙を極めていて、できれば全てのお客様と対面してやりとりをしたいものの、できない状況なのが苦労というより歯痒い点です。 Q: このビジネスをしていて、良かったことを教えてください。 A: なんと言っても、お客様に安心と安全を届けられる、喜んでいただけることがやりがいとなっています。 Q: 現在の課題を教えてください。 A: 更に沢山のお客様に野菜を届けたいです。一方でフェイスtoフェイスのおつきあいを大切にして行きたいと考えているので、それを守りながら、事業規模拡大に伴う人材確保、物流、決済の方法を模索しています。   Q: 将来挑戦してみたいことはありますか。 A: 現状は野菜をメインに取扱っていますが、ゆくゆくは、取扱い品目を食品全般に拡大していきたいと考えています。牛乳・卵は既に取扱いがありますが、鶏肉等自分が一消費者として必要な食品を全て扱えたらいいですね。  また現在は100%日本人のお客様ですが、将来的にはインド在住外国人、インド人と顧客層をぜひ拡大していきたいです。有機産物を買うお客様が増えることで、作り手が有機の価値と意義に気づき、有機や無農薬が当たり前になったらどんなにいいかと思います。 […]