2014年10月号

目次
2014 夏祭りについて(概況)
2014年度 日本人会 小林会長
フランジパニ 安部 美妤さん
有機野菜販売 土屋 のり子さん
さくら会主催 ランチパーティー2014
14年度忘年会
2015年1月 総務主催 サリー着付け講座
2015年1月 総務主催ファームデー




2014 夏祭りについて(概況)

昨年度は雨に見舞われたデリー日本人会の夏祭りでしたが、今年度は好天の下、約1,800名の参加者で盛大に開催することができました。今年度は日本人学校創立50周年に当たります。新校舎増築工事が完成し、その分、グラウンドは以前よりも少し狭くなりましたが、新たに5店が加わり、合計25店の模擬店が出店しました。

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中学部のヨサコイソーランと小6の和太鼓演奏で幕を開け、日本人会青少年児童部長の開会の挨拶の後は、小5のお囃子に合わせて、小1の子ども御神輿、デリー御神輿会による大人神輿が賑やかに練り歩きました。祭りの中盤を盛り上げた盆踊りの踊りの輪は、児童生徒数の増加により、年々大きくなって来ました。

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子どもたちは、模擬店を回る順番を相談するなどずっと前から楽しみにしていましたが、中には欲張りすぎて全てを回りきれなかった人もいたかもしれません。新規のJICAインド事務所の滑り台やG6パパ会の「20匹のおっさんを探せ」ゲーム、オートリキシャとの記念写真撮影には子どもたちも大喜びでした。祭りの終盤ではどの子も「お腹いっぱい!」、「楽しかった」と言い合っていました。晴天で暑かったため、ビールが最後は売り切れてしまうほどでした。大人も子どもも十分に楽しむことができた今年度の夏祭りではなかったかと思います。

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日本人学校と交流している現地校の先生方を始め、多くの外国人の方も参加しました。
祭りの最後を飾るのは、昨年実施できなかった花火です。今春、完成したばかりの校舎のぴかぴかの広い窓に映った花火の美しさは、感動的でした。特に校舎建設資金をご寄付いただいた各企業様や校舎建設に携わった関係者の皆様は感無量であったかと思います。青少年児童部長と日本人学校生徒会長の終わりの挨拶で、来年度の再開を誓いつつ、2014年度の日本人会夏祭りは終了しました。



2014 夏祭り模擬店について

今年度の模擬店の主な内容・メニュー等を紹介します(「しおり」の紹介順)。①日本人学校PTA:古本市、②アメリカンスクール保護者:パン他販売、③アラハバード有機農業組合:冷や汁他加工品と味噌等日本食材の販売、④愛味(まなみ)レストラン:豚丼他販売、⑤やきとら:焼き鳥販売、⑥デンソー:キャラクターお面販売、⑦ヤクルト:ヤクルト無料配布(子どものみ)、⑧ダイアパークプレミア「レストラン来富」:串カツ他販売、⑨JICAインド事務所・⑩G6パパ会合同:ゲーム他、⑪す~るた~んぷる横丁:ソフトドリンクとおもちゃ販売、⑫SAKURA:文房具販売、⑬JAL:駄菓子販売、⑭大使館:輪投げ、⑮テニス同好会:金魚すくい、⑯8TO6:豚平焼き他販売、⑰HONDA:牛丼販売、⑱IROHA(Tokyo Style Sweets):スイーツ販売、⑲メトロポリタンホテル「さくら」:焼きそば他販売、⑳三井住友建設:水餃子他販売、㉑ヤマハモーター:イカ焼き販売、㉒Forever Zoe Handcraft:手芸品販売、㉓水泳同好会:たこ焼き他販売、㉔たむら:飲み物販売、㉕食処おふくろ:おでん販売




小林一忠会長インタビュー

2014年7月25日

Q: 生年月日、出身地を教えて下さい。
A: 1958年1月20日生まれで、現在56歳です。

※ 戌年、O型

Q: 出身地はどこですか。
A: 横浜市鶴見区です。

Q: 今までの海外赴任地を教えて下さい。
A: 海外の駐在生活は長く、合計で28年にもなります。
インドの他には、アメリカ、オランダ、ドイツ、香港に赴任しました。
インドには、2012年1月に赴任しました。

※ アメリカ(1年3ヶ月)→日本→オランダ(8年6ヶ月)→ドイツ(2年6ヶ月)→日本→
オランダ(8年)→日本→香港(3年6ヶ月)→インド

Q: 家族構成を教えて下さい。
A: 妻、長男(15歳)、長女(13歳)、次女(8歳)です。
家族みんなで渡印しています。

※ 8歳の次女は似ている
保育園の送り迎えもしていた

Q: 趣味は何ですか。
A: 妻ですと言い切りたいところですが、他にも趣味はあります。
特に、料理をするのは、ストレス解消や子どもの為にもなるので、好きです。
チャーハンやスパゲティーは子ども達にもとても好評です。
他にも、やはり、カメラは、学生時代から大好きで、現像や焼付けも自分でしていました。
これが、今の会社に入社するきっかけにもなりました。

※ 他には、テニス、ゴルフ

Q: 休日は何をして過ごしていますか。
A: 子どもと過ごしています。特に、8歳の次女とは、まだ一緒によく遊びます。

Q: インドでよく行く場所はどこですか。
A: リラックスできる場所によく行きます。
例えば、ホテルのプールサイドでのんびりしたり、デリー郊外のホテルに食事をしに行ったりします。

Q: インドの印象を教えて下さい。
A: インドは、とにかく驚きの連続です。
ただ、渡印2年目からは、その驚きを楽しめるようにもなり、新しい価値観との出会いもありました。
インドは、ご存知のように、人種・言語・宗教が多様です。しかし、私は、同じ人種・言語・宗教の人達の中にあっても、その価値観は多様化してきていると 感じています。
そのため、インドには、実に多くの価値観があり、インド人という一括りで考えるのは極めて難しいです。
また、インドがいかに驚きに満ちた国かということについてこのような寓話があります。
「バンコクに駐在した場合、1年目は日本との違いに驚き、2年目はその違いに馴化しようとし、3年目はそれに挫折し、帰任が決まれば喜ぶ。
しかし、インドに駐在した場合、1年目は日本との違いに驚き、2年目は更に驚き、3年目にはその驚きが楽しみになり、帰任が決まれば、日々の驚きが なくなるのを寂しく感じる」と言います。

Q: インドで楽しく感じたことを教えて下さい。
A: なにより、人と人との交流が楽しいです。
例えば、子ども達はインドのスクールに通っているのですが、当初、教育に関しても先生との価値観が全く異なりました。しかし、何度も話し合いをする内 に、教育方針も一緒に作り上げることが出来ました。

Q: 日本人会ではどのような仕事をされていますか。
A: 2014年4月に会長職に就任しました。
会長の最重要課題は、月1回ある理事会の運営です。
会長として、日本人会をどう運営すべきかを考え、夏祭りや忘年会などの行事運営や予算・担当決めを行っています。
また、今年度は、特に、会員データのシステム化・オンライン化に取り組んでいます。というのも、現在、会員数は2600人を超え、従来の方法で会員情 報を管理するのは困難になりつつあります。このオンライン化が完了すれば、諸々の事務処理も容易になり、会員の皆様にも大きなメリットとなると思います。

※ ほかにも、日本から訪印した議員のアテンドや、日本人学校の行事への出席など

Q: 会員に向けてのメッセージをお願いします。
A: インドは、生活・仕事・教育、いずれをとっても厳しい環境下にあります。
そのような中で、まずは、会員の皆さんが安全に過ごされることが第一です。
次に、より快適に生活・仕事が出来ることが重要です。
日本人会が、少しでも、精神的・物理的にその助力になればと思っています。
会員の皆さんが笑顔でこの土地に暮らせるようにしたいと思っています。

(記者)
忙しい中時間をとっていただき、会社へお邪魔して話
を伺いました。
一緒にお邪魔した記者の子と向き合う時には、目じり
を下げて優しい表情をされていたのが印象的でした。
ありがとうございました!一年間よろしくお願いします。
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安部美妤(みよ)さん インタビュー

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FRANGIPANIフランジパニという花の名前を知っていますか?
デリーの街を走れば、あちこちでキリリとした白い花が目に入ります。
強い日差しの下で凛として咲く花は、インド女性の潔さや秘めた強さを感じさせます。
この花と同じ名前のギフトショップを営む日本人女性が、安部美妤さんです。
ダイア・パーク・プレミアホテル のホテルショップでお買い物された方も多いのではないでしょうか? 
インドの伝統工芸職人を支援するこのお店に込められた、安部さんの思いなどを伺ってみました。  

《プロフィール》

    栃木県宇都宮市出身。
1999年から2年間と2009年からの2年間、
奨学金を得て、インド古典舞踊バラタナティヤムを学ぶ。
現在、Frangipani Artisan Support Pvt.Ltd. 代表。
一女、一男の母。
能楽宝生流の仕舞も舞う。

Q. インドとの出会いは?
A. 20代で行き詰まった時に、インドに逃亡してきました。
当時、妹がタージマハルホテルで働いていたので、転がり込みました。
40代で行き詰まった時にも、子連れで逃亡してきましたので、
2回もインドに救われました。
インドは自分を見つめ直すのに最適な場所です。

Q. 留学されたそうですが?
A. 1999年から2年間、コーンノートプレース近くの「ガンダーラマハヴィディヤラヤ」という芸術学校でダンス奨学生でした。
2009年からの2年間は、クトゥブミナール近くの「ガネーサナティアラヤ」というバラタナティヤム学校のICCR(インド文化評議会)奨学生でした。
2010年、コモンウエルズゲーム開会式にも出演しました。

Q. バラタナティヤムについて、教えていただけますか?
A. アジアの踊りだけでなく、フラメンコのルーツもインド舞踊です。
北インドのカタックダンスを見ると、それが分かります。
インダス文明を担ったドラヴィダ人は南下し、南インドで独自の文化を作りました。
バラタナティヤムは、タミルナドゥ州を中心に、神への奉納舞として受け継がれました。
イギリス支配時には、ほぼ潰されましたが、20世紀の復興運動とともに、現在の舞台芸術になりました。
日本の “能” の “すり足” が、農耕民族として大地を敬い、大地を足裏で感じる歩行であるように、南インドの舞いでは、大地を踏み、自然と神を謳歌し賛美します。
ダンスの型が、心と身体の法則の理に適っており、”踊るヨガ” と言われる所以です。

Q. バラタナティヤムに魅せられた理由は?
A. 運動量が多いので、大量の汗がかけ、爽快感があり、体幹が鍛えられます。
巫女舞ですので、自分と場を浄化しながら自然エネルギーが自分を通じで表出する意識を持つと、自分と周りの “気” が自在に流れ始め、
自己が踊ることを超えた至福の感覚を得ます。

始めた頃は、振り付けを追うのに精一杯でしたが、
今は、踊りは祈りだと思います。

Q. 現在、バラタナティヤムに関しては、何か活動をされていますか?
A. デリー最大のバラタナティヤム学校「ガネーサナティアラヤ」に所属しています。
日本人バラタナティヤム愛好会「なでしこバラタ」世話役です。
ご興味のある方はご連絡ください。
火金午前、月木午後、水土午後、などのクラスがあります。
個人レッスンの先生も紹介できます。

Q. それでは次に、ビジネスについて伺います。
ビジネスを始められたきっかけは?
A. インドで生きるためです。
外国人が労働ビザを得るための最低賃金(年収25000US$) を稼ぎ出さないといけません。
そこで、2011年に会社を作り、日印文化交流に繋がるようにと、工芸品紹介のお店を始めました。

Q. ビジネスでは、どんなご苦労がありますか?
A. 日本では主婦でしたので、ビジネスについて全く無知でした。
その上、無防備でお人好しのため、次々事件や問題に巻き込まれました。
でも原因を探ると、自分の依存心や自信の無さ、無知に気づき、自分を見直す事ができました。
今は、何が起きても心を乱さず、
インドで起きる問題の全ては自分を成長させてくれる、ありがたいもの、と考えるように努めています。

Q. お勧めの商品は、どんなものでしょうか?
A. カーペット、伝統工芸画、それからパシュミナですね。
どれも、質の良いものばかりです。
カシミール州のシルクカーペットは世界最高峰の芸術工芸品です。
ここ数年で工房が激減していますので、お持ちになるだけで財産になります。
カーペットより見極めが難しいのがパシュミナストールです。
私が皆様にお繋ぎしているのは、スリナガルの工芸学校卒業生で、職人の末端の賃金体系を総見直しし、小さな革命を起こそうとしている若手メンバー達で、彼らのところにまた若手のパシュミナ手織り工芸家が集まり出しています。
織り師の名前も分かっていますので、間違いありません。
絵画もたくさんオーダーを頂いております。
工芸職人との関係を大切にしているお蔭で、石、真鍮、紙工芸、他オリジナルの物を作ってもらえますので、お問い合わせください。

Q. インド初心者へのアドバイスをお願いします。
A. インドは、自分と社会から刷り込んできた物の考え方、見方を一度洗い流し、
幸せとは何かを考え直せる絶好の場と、前向きに考えてください。
次から次に起こる日常の問題に自分がどう反応しているかを追ううちに、
自分を知り、「どんな状況下でも心の平安を得る力」が付いてくると思います。

また、アジア文化のルーツの国ですので、滞在中に、インドの歌や楽器やダンスに触れてください。国宝級アーティストの公演が無料なのもありがたいです。
デリーの三大劇場
カマニオーディトリアム  http://www.kamaniauditorium.org/schedule.html
インディアハビタットセンター http://www.indiahabitat.org/calenmain.htm
インディアインターナショナルセンターhttp://www.iicdelhi.nic.in/User_Panel/Programs.aspx?TypeID=1077
グルガオンのエピセンター http://www.epicentre.co.in/events_dairy.php
毎日どこかの劇場で公演があります。
イベント情報サイトでもチェックできます。http://www.delhievents.com/

Q. 最後に、将来の夢は?
A. 心を磨いて精神の解脱に近付きたいです。
良い踊り手になること。
そして、日印文化交流のお役に立つこと。

安部さんの波乱万丈な人生や古典舞踊に寄せる深い思いを伺っているうちに、
あっと言う間に2時間以上が過ぎていました。
人間が本来持っている感覚を磨き、日々、自分と向き合っている姿勢には学ぶところが多く、
安部さんの魅力をより深めているようでした。
是非一度、FRANGIPANIを覗いてみてください。

《FRANGIPANIのご紹介》
Art & Craft Shop ; Dia Park Premier Hotel, 353-357, Sector-29,
City Center, Gurgaon, Haryana 122001
営業時間 午後1時から午後10時(月曜は午後7時から午後10時)
Phone ; +91-124-4014339

Office : C-5, Bhim Nagri, Hauz Khas, New Delhi – 110016
Phone ; +91-11-26524875
E-mail ; mail@frangipani-india.com

商品に関するお問合せやリクエストを始め、
お土産や粗品など各種アレンジにも対応していただけます。

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有機野菜販売を手がける土屋のり子さん インタビュー

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<プロフィール>
東京都千代田区出身
大学卒業旅行・2度のインド留学(Banaras Hindu University, Hindi Advanced Diploma Course)を通じてインドに根を下ろすことを選択。
2012年8-10月小学生のお子様とともに渡印。
現在は「トマト・プロジェクト」にて、オーガニック認証農園などからの有機・無農薬野菜配達を通じ、安心/安全をより多くの家庭に届ける事業に日々奮闘中。
 
 

Q: インドとの出会いから現在にいたる経緯を教えて下さい。

A: 大学の卒業旅行に選んだのがインドでした。2ヶ月間旅行しましたが、当時のインドの印象は、正直いいものばかりではありませんでした。しかし、日本に降り立った途端、インドに帰りたくなってしまったのです。これは今でも不思議です。
「不自由な境遇に置かれているはずのインドの女性がなぜあんなに幸せそうに笑えるのか」、それを解明したい思いで、ヒンディー語を学び、社会人経験を経て、92−94年、97-99年の2回にわたってバナーラスへ留学しました。
インドで日本人の夫と知り合い、結婚。娘が一人おります。移住を前提で娘がインドに適応できるのかを見極めるために、3年前、かつての留学先だったバナーラスへ旅行しました。娘がインドを気に入り、2012年10月に娘とインドへ参りました。

Q: インド留学時代で、特に印象に残っていることはありますか。

A: 自由な日本から来た私から見ると、インド人女性はずいぶん不自由そうに見えました。結婚相手はもちろん、1人では買い物にも出られず、外で働くことも、自立もできない。…なのに、なぜあれほど屈託なく笑い、幸せそうなのか。それが一番の謎でした。インド人家庭でのホームステイを通じて学んだことは、インドの方々の「足ることを知る生き方」でした。当たり前のことに感謝する、狭いけど深い、そんな生き方に共感しました。ひとり一人がバナーラスを構成する重要な役割を担っていることも感じました。
 
Q: 土屋さんの考えるインドの魅力とは何でしょうか。

A: 自分が自分らしくいられるところ、だと思います。

Q: 現在取り組んでいらっしゃる「トマト・プロジェクト」について教えてください。

A: デリー周辺や遠隔地の農園と契約を結び、有機野菜を主に日本のお客様にお届けする事業に従事しています。会社名はThe Earth & Hospitality Pvt. Ltd. です。
個人のお客様向けの野菜宅配を主としていますが、一部レストランへも卸していま
す。現在は個人宅への配送が8割、ピックアップ形式(スルターンプル)が2割です。注文方法は、インターネットサイトを通じ注文を受付け、木曜午後にサウスデリー、金曜午後にグルガオンのお宅へ配送、土曜午後にスルターンプルでピックアップを受け付けています。

Q: どうして有機野菜宅配ビジネスを始められたのでしょうか。

A: インドは世界有数の農薬使用国で(日本もそうですが)、近隣のマーケットで売られている野菜には多量の農薬が使われている、とインドの友人に教えられました(特にオクラ、ほうれん草)。私も一人の子を持つ親として、安心・安全な食べ物を子どもに与えたいと考えていました。そんな矢先、あるご縁でヒマーチャル州の農園の方と知り合い、子を持つ親として思いを同じくする方々に農園の野菜を販売したことからスタートしました。

Q: 取扱う野菜は、いったいどういった農園でとれたものですか。

A: ハリヤーナの2つの農園はインド政府が認めたオーガニック認証農園です。ヒマーチャルにある農園は水道水も飲める水のきれいな地域で無農薬・低農薬で野菜を栽培しています。
 オーガニック認証を取得するには国際的に定められた基準に照らして、農薬を使わず、有機肥料を使用して農園を管理。毎月日誌を提出、年2回政府機関、年2回認証機関の監査を3年間受けて初めて取得が可能です。また取得後も認証農園であるためには同様の検査を受け続け、毎年更新していく必要があります。
 ハリヤーナの農園のひとつでは、地下水を濾過して与えるこだわりぶりです。またハリヤーナの別の農園では55の農家が集まり一つの農園を構成しているので、広範囲で有機農法を実践でき、様々なバラエティの野菜を取扱うことができるようになりました。

Q: インドで有機野菜が広まらないのはどうしてでしょうか。

A: インドでは現在でも政府の農作物の買上げ制度が現存していることがひとつの理由です。農家を保護し、どんな野菜を作っても、政府が買い取ってくれる。そのため、農家が努力をしないという側面があります。身近にもSAFALと書いた八百屋を目にします。買上制度で流通している野菜です。
 また、農家の資金力と規模も影響しています。地方で細々と有機野菜を作っている農園は数多あるのですが、オーガニック認証を取るには資金力とある程度の規模が必要なので、取りたくても取得できない現状もあります。
 農家の教育不足も大きな問題です。教育を満足に受けられない農民達は、農薬の袋を見ても、希釈率の説明も読めない。結果として、希釈率が守られないまま散布するような事態も起こっています。

Q: ビジネスを経営していく上でのご苦労はありますか。

A: 現在ありがたいことにお問い合わせを多くいただいているほか、注文処理、配送、農園との連絡、新規商品の開拓で多忙を極めていて、できれば全てのお客様と対面してやりとりをしたいものの、できない状況なのが苦労というより歯痒い点です。

Q: このビジネスをしていて、良かったことを教えてください。

A: なんと言っても、お客様に安心と安全を届けられる、喜んでいただけることがやりがいとなっています。

Q: 現在の課題を教えてください。

A: 更に沢山のお客様に野菜を届けたいです。一方でフェイスtoフェイスのおつきあいを大切にして行きたいと考えているので、それを守りながら、事業規模拡大に伴う人材確保、物流、決済の方法を模索しています。
 

Q: 将来挑戦してみたいことはありますか。

A: 現状は野菜をメインに取扱っていますが、ゆくゆくは、取扱い品目を食品全般に拡大していきたいと考えています。牛乳・卵は既に取扱いがありますが、鶏肉等自分が一消費者として必要な食品を全て扱えたらいいですね。
 また現在は100%日本人のお客様ですが、将来的にはインド在住外国人、インド人と顧客層をぜひ拡大していきたいです。有機産物を買うお客様が増えることで、作り手が有機の価値と意義に気づき、有機や無農薬が当たり前になったらどんなにいいかと思います。

Q: 最後にデリーNCR地区にお住まいの会員へメッセージをお願いします。

A: 皆さまと共に健康・安心・安全について考え、より良い環境を作り出すべく努力をし、未来へ残すものを大切に考えていきたいです。「トマト・プロジェクト」がその一助になれば幸いです。

(インタビュー担当者より。)
優しい笑顔をたたえ、生き生きと情熱的にインドの魅力について、有機野菜ビジネスについて語っていただきました。インドの魅力を皆様に知ってほしいというお考えをひしひしと感じました。ご協力ありがとうございました。

参考URL:
○トマトプロジェクト ホームページ
http://organicveg.cart.fc2.com
https://www.facebook.com/groups/178748582331834/ (facebookユーザーのみ)
インドのオーガニック農園認証機関のホームページ(英文)
http://www.indocert.org/index.php/en/
インドの農作物買上制度に関する記述
http://www.nohken.or.jp/WTO07.pdf 14ページ目




さくら会主催 ランチパーティー2014

ディワリが終わりだんだん過ごしやすくなった11月2日日曜日、煌びやかなサリーやドレスに身を包んだ200名ほどのさくら会会員がニューデリーのインペリアルホテルに集結し開催されました。

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今年度のパーティーのテーマは、

‘インペリアルにて心華やぐひとときを 〜インド古典音楽の調べと共に〜

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 会場のインペリアルホテルは、1936年に開館したデ

リー随一の伝統と格式を誇るホテル。その中でも普段

なかなか入ることのできない由緒あるロイヤルボール

ルームにて開催しました。”美術館ホテル”と言われる

だけにホール内の至る所に絵画が飾られ、インドの喧騒

から離れて優雅な気分に浸ることができました。

キッズルームも併設し、小さなお子様をお持ちのお母様方にも心置きなく楽しい時間を過ごして頂きました。

ゲストは、八木大使ご夫妻、日本人会会長小林様、日本人会交流部部長小西様をお招きし、ご挨拶頂きました。
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その後は、新進気鋭の若手演奏家達によるインド古典音楽の調べをお愉しみ頂きました。

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メンバーの皆さんは全て20代で、今回の趣旨に合わせて特別に集まった4人で

す。親子代々演奏家の名門に生まれた方や幼くして才能を見出された方もおり、1

0歳前後でデビューして以来、インドの国内外で活躍なさっている方々です。それぞれ

、音色・リズム・趣が全く違い、聴き応えがありました。さらには、それぞれ

の楽器の紹介、そして演奏家の生い立ちや夢についても熱く語って頂きました。

そして最後は、なにか日本の曲を、とお願いしていたところ、彼らが選んで練習し

てきてくれた「島唄」が演奏されました。Bansriの尺八に似た音色が日本を彷彿さ

せ、最後には皆様から手拍子があがり、会場と演奏が一体となりました。

演奏者:


Mr. Rajat Prasanna / Bansri(横笛)

Mr. Suhail Yusuf Khan / Sarangi(弓で弾く弦楽器)

Mr. Soumitra Thakur / Sitar(細長いギターのようなもの)

Mr. Manohar Balatchandirane / Mridangam(太鼓)
        

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演奏後は日本人会交流部部長小西様のご発声で乾杯。ランチは、インド・コンチ

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ネンタル料理を中心としたビュッフェスタイルで隣接す

るバルコニーに主催部担当者達こだわりのメニューがず

らりと並び、庭園を眼下にお料理を堪能頂きました。

 お食事の間、インペリアルホテルのバーバル・カニャリ

氏 / Front Office Managerよりお話を頂いたのですが、当ホ

テルは開館以来、さまざまな歴史的出来事の目撃者となっ

ており、歴史を感じられる絵画等の展示品は4,000点以上、

古文書や勲章も多くあるとのことでした。

チャリティーラッフル(抽選会)においては主催

部メンバーの息の合った司会で会場は盛り上がり、

爆笑の連続でした。ホテル宿泊券、ランチペア食事

券、アクセサリー等豪華商品計144点が並びました。

さらに小林会長が、Canonのカメラをサプライズで

特別賞としてご用意くださいました!

今回のラッフルチケットの売り上げ額は、

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Rs.113,000.-(約200,000円)になりました。収益は全てデリー日本人会ボランティアグループを通じて、インドの社会福祉施設やNGO等に寄付されます。協賛品をご提供下さった企業・グループの皆様に改めて深く御礼申し上げます。

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最後に今回キッズルームを運営して頂きましたボスマン氏、そして
さくら会文化部部長松浦さんがご挨拶し閉会致しました。


地区委員より選出された総合司会の水谷さん、ミニコンサートの司

会の沢井さん、通訳の鈴木さん、ラッフル司会の坂東さん、小笠原さ

んには特に会を盛り上げて頂きました。

後日、ご出席頂きました八木大使令夫人晶子様より、ご感想を頂戴いたしました。

「 先日は華やかなランチパーティーにお招き頂きましてありがとう

ございました。伝統あるインペリアル・ホテルで、素晴らしい伝統

音楽と美味しいお食事、そして心尽くしのプログラムを心ゆくまで

楽しませて頂きました。昨年の皆様のサリー姿に魅せられて、私も

初めてサリーを着ることができました。皆様の多大なるご尽力に対

し 、心より御礼申し上げます。」
202015

 多くの方々のご支援とご協力により素晴らしいパーティーになりましたこと、さくら会地区委員一同、心よりお礼申し上げます。

記事:さくら会広報部

パーティー主催:さくら会文化部

※ 追加ご報告

今年度の収益金(ラッフルチケットの売上金)は、

2月6日NGO団体DCCW(Delhi Council for Child Welfare)に寄贈致しました。

DCCW(Delhi Council for Child Welfare)

印パ分離独立で大勢の両親を亡くした孤児たちを助ける為に1952年に設立されたNGO

です。現在この孤児院では常時100名程度の乳幼児が暮らし、

国内外へ養子縁組に出されています。現在は他にも保育所・職業訓練所・学校の補習

クラス・障がい児の支援プログラムなどを行っています。

現在のDCCWの建物は大変古い鉄骨無しのレンガ造りで安全性に問題が有る為、改築

が必要な状況で、建物全体の改築には多額の費用がかかるとの事です。

さくら会としてかかる状況を鑑み、今年度の収益金を、日本人会ボランティアグループを

通じて、改築費用の一部として寄贈いたしました。

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14年度忘年会

今年度の忘年会は、12月7日(日)にJW Marriott
Aerocity New Delhiにて、盛大に開催されました。約
500名の方々にご参加頂きました。榊田娯楽部部長に
よる開会宣言に続き、日本人会名誉会長・八木大使に
ご挨拶頂き、小林会長による乾杯のご発声を頂きまし
た。
12015
余興の部では趣向をこらした7組の団体にご出演頂きました。歌あり、踊りあり、演武ありで大いに盛り上がりました。
22015 32015 42015
52015 62015 72015
82015 92015

(ご出演頂いた団体名)
・デリー体育会ギター部 ・ゴスペルクワイア ・アミーゴデリー ナマステ合唱隊 ・コールマユール
・日本人会 空手同好会 極真会館 デリー支部 ・デリーラビッツ ・DB2

皆様お待ちかねの福引では航空券、テレビ、ホテル宿泊券に空
気清浄機などなど豪華な景品に、会場は大いに盛り上がりまし
た。
102015
最後は恒例のふるさと合唱で幕を閉じました。今年度の忘年会も、無事盛会に終わりました。
ご参加された皆様、余興に出演して盛上げて頂きました方々、協賛金、賞品を提供して下さった企業の皆様に、心より御礼申し上げます。
112015

以上




2015年1月 総務主催 サリー着付け講座

2015年1月21日(水)、アバロンコートヤードホテル日本人会室にて「サリー着付け講習会」を開催いたしました。

講師にメディアコーディネーターとしてご活躍されておられる、マルホトラ泰子さんをお迎えしてサリーの基礎知識、着付け方法などを教えていただきました。

申込みには定員数を上回る応募があり、皆さまのサリーへの関心の高さをうかがえました。

サリーの種類、地域ごとによるサリーの違いや特徴などを講義形式で教わり、これまでのサリーへの印象がガラリと変わりました。

その後、いくつもある着方の中から今回は3種類、基本スタイル、グジャラートスタイル、マーメイドスタイルをご教示いただきました。

どの着付けも素敵な着こなしで全部覚えて帰りたい!でも実際やってみると意外に難しい・・・。

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先生のレクチャー通りに着てみるのですがうまくいかず、でも先生がちょっと手を加えると・・・ピシッときまる。さすがでした。

参加した方々は布の向きや折り方など四苦八苦しながらも楽しんでおられました。

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最後は自分の好きなスタイルで着付けをして、みんなで記念撮影。

色鮮やかなサリー姿のマダムが勢ぞろい。

皆さんとてもお似合いでキリッと決まっていました。

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2015年1月 総務主催ファームデー

2015年1月24日(土)、デリー近郊のファームハウスにて「さくら会ファームデー」を開催いたしました。

この地域は雨が少なく天気の心配はあまりないのですが、1月には珍しく雨が続き、心配されていた天候も当日は晴天とまではなりませんでしたが晴れ。

寒さも幾分穏やかでお天気もファームデーを応援してくれているようでした。

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人気はなんといっても象乗り体験!間近に見る象はさすがに大きい!!バナナやリンゴなど餌やり体験に大人も子供も大興奮。

綺麗にペイントされたゾウさんの瞳は、とても優しくみんなを楽しませてくれました。

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巨大バウンシーなどの遊具遊び、ヤギやヒツジなどとふれあい、芝生で芝すべり(これにはインド人もびっくり)に夢中になるなど、ゆっくり休憩するパパの姿も見受けられました。

ここデリーは、冬は大気汚染の為に空気が悪く、公園の整備もあまり整っていないなど、なかなか外遊びができる機会が少ない為、このような安全でのびのび遊べる場所は貴重です。

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子供達は思いっきり走り、はしゃぎまわってとても楽しそうでした。

親子を対象にしたイベントは初めての試みでしたが、今回のファームデーには大人、子供あわせて約230人の方の参加をいただきました。

美味しい日本食やスイーツなどの販売もあり、たくさんの方々にのんびりしたピクニック気分を味わって頂くことができました。

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