サリー新発見!Rta先生のサリー着付け教室

2015年10月08日
セカンドサマーの残暑が続く中、2015 年 9 月 21日にさくら会文化部企画第 3 弾「サリー新発見!Rta 先生のサリー着付け教室」が講師にインドサリー研究の第一人者 Rta Kapur Chishti 女史を迎え、ダイアパークプレミアにて開催されました。Rta 先生はインド各地のサリーの柄や着方をまとめた有名な「Sari tradition and Beyond」の著者であり、ご自身で SARI SCHOOL※も開講されています。
先生の著書の大ファンで普段サリーを着ている方から、今回初めてサリーを着る方まで、午前と午後の部合わせて総勢 40 名の方々が参加されました。
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サリーをパンツスタイルで粋に着こなした富安部長の言葉の後、まずは Rta 先生よりサリーについてのイントロダクション。
インド各地を回り 30 年以上サリー研究を続ける Rta 先生によると、サリーの着方はインド国内だけでもなんと 200 種類以上!他の衣類とは違うサリーの最大の特徴は「Unstitched=縫われていない」ということ。だからこそ自在にアレンジが効き、フォーマルにもカジュアルにも、ドレス風にもパンツスタイルにも自分が着たいように身に着けられる!と熱く語る先生。
サリーは定規ができる前からあった民族衣装。サリーを着る時は、手の指何本分や一方の指先から顎まで、といった具合に自分の身体を使って測るといいそうです。
この Body Measure なら自分の体型に合わせて着ることができそうな気がします。

他にもサリーの原材料となる綿やシルクの産地・種類についての違い、各地方によって違うサリーの着方、生地の柄・モチーフの特徴を多くの写真を交えてご説明くださいました。
なかでも驚きだったのは、サリーがブラウスやペチコートの上に布を巻くという現代のスタイルになったのは、西洋人がインドへ入ってきた 1900 年代以降というお話。
それまではただの一枚の布を巻いていただけだったそうです。下着は?胸が見えそう…なんて当時を想像してしまいました。

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講義の後はいよいよ着付けの実践!先生が用意してくれたサリーを 1 人1枚ずつ受け取った後、各4 名のグループに分かれ、先生とアシスタントの方々の手ほどきを受けながら着付けを学んでいきます。
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ここで先生からワンポイント。今回のスタイルでサリーを着る際は『初めに必ず足を肩幅に開いておくこと』。でないと、着付けが終わった後に思ったように足が開かず、歩きに辛い…なんて事態に陥るとのこと。
  
  
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サリーの長さは長めものと短めのものに分かれますが、実際にはひとつひとつ長さが違いますし、着る人の身長や体型によっても使う布の長さは違ってきます。そのため、同じスタイルで着付けても、残る布の長さに違いが生じます。そんな時、残った部分を肩にかけるのか、長めに残った場合は肩へかけた後ベルト風に腰へ巻き付けるのか、はたまた首にぐるっと巻いてドゥパタ風にするのか。それによって同じスタイルで着付けても、見た目も雰囲気も全く違って来るのがおもしろいところ。Rta 先生の著書の中から 6 つのスタイルを学んだのですが、会場を見渡すとそこにはいろいろなアレンジが…。どういう風に着てもとにかく“自由!”なのだそうです。ご自身でアレンジを試みる方もいらっしゃいました。
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サリーの着方を学んだ後は、飲みものとクッキーを頂きながら、今回習った着付けをどうコーディネートに活かすのか「富安部長のサリースタイル応用編」のスライドを見てお開きとなりました。

Rta 先生が「サリーの着方に決まりはないのよ。あなた自身の独自のスタイルを楽しんで!」とにっこり話されたのがとても印象的だった講習会。
サリーの着付けに正解 (あえて言うなら自分が着たいスタイルが正解!)はなく、自分の着たいように着ていいなんて、まさになんでもありのインド!
知れば知るほど奥が深いサリー、パーティーの時しか着ないなんて勿体無い!
もっと普段着として生活へ取り入れてみませんか?目指せ、サリー上級者!
<編集後記>
かっこよくパンツスタイルでサリーを着こなす富安部長。そもそもの部長とサリー着付けとの出会いはクールにサリーを着こなした女性レストランオーナー(写真右)を見かけたことから。彼女のサリースタイルに一目惚れした部長、思わずナンパして、どうすればそんな着こなしができるのか尋ねたのが Rta 先生のサリースクールを知るきっかけだったとか。出会いは一期一会!とチャンスを逃さないところ、見習いたいですね。

※今回残念ながら講習会へ参加出来なかった方も、先生自ら教えてくださるサリー着付教室を個人的に受けることが可能です。詳しくはこちらをチェック! http://www.anandakhadi.com

※写真は当日許可を得て撮影しましたが、掲載写真について不都合のある方は、さくら会広報部 sakurakaikoho@gmail.com までご連絡くださいますようお願いいたします。

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