その1「インドカレー講座」‏

2016年10月1日
基本のカレーを学ぼう!
インドに来たからには本場のカレーを楽しみたい。でも実際には、メニューを見ても、どのような食材を使ったものなのかわからなくて、無難にバターチキンとナンを頼んでしまうことはありませんか?
 インドには、実に多くのスパイスを使ったバラエティ豊かな料理があります。私たちが「カレー」と呼んでいるスープ状の料理は、その数ある料理のうちのひとつです。インド料理の代表とも言えるカレーの調理実演を含めた今回のインドカレー講座では、食材やスパイスの基礎知識を通して、基本のカレー作りについて学びました。
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会場となったThe Leela Ambience Gurgaon

Hotelの協力もあり、当日はオープンキッチンのある北インド料理レストラン「DIYA」にて開催。講師に、インド在住18年、グルガオンで料理教室を主宰しているアナンド信江さんをお招きし、やわらかい陽ざしの降り注ぐ明るい店内には62名の参加者が集まりました。
インド料理にまつわる基礎知識
まずは配布されたレジュメをもとに、アナンド信江さんの軽快な解説とともに基礎知識を覚えます。食材の名前と調理方法をヒンディー語の読み方と合わせて確認しました。インド料理の名前の多くは、食材と調理法を示したシンプルなものだと気づくことができます。また、スパイスはヒンディー語の読み方以外に、その作用についても説明がありました。コリアンダーにはデトックス効果が、シナモンには老化予防の働きがあるという説明に、会場から感嘆の声が上がります。他にも、ターメリックには殺菌効果が、ニームの葉には防虫・皮膚疾患に効果があることがわかり、会場では熱心にメモを取る姿が見られました。
インド料理に欠かせないGaram Masala(ガラムマサラ)は、数多くあるマサラ(様々なスパイスを
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粉末にして混ぜ合わせたもの)のうち、もっとも代表的なマサラです。基本的なガラムマサラは、シナモン・クローブ・ナツメグの3つのスパイスを使いますが、決まったレシピがあるわけではなく、カルダモン、胡椒、クミンなどを加えるなど、様々な組み合わせがあります。非常に多彩なスパイスのうち、どれを揃えたらいいのか悩んでしまいますが、ターメリック・クローブ・クミンがあれば、基本のインド料理を作ることができるそうです。

スパイスの魔法にかけられて
座学のあとは、オープンキッチンを囲んで調理の実演が行われました。キッチンには、28種類ものスパイスや調味料が準備されました。この日のメニューは、Bhuna Murgh Masala(チキンのマサラ
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炒め)です。材料と手順の説明を聞きながら、いくつかのスパイスを実際に手に取り、香りや形態を確認しました。調理には「DIYA」のトップシェフも参加。シェフは、説明しながら調理するアナンド信江さんをサポートする一方、レシピにない水加減をその場で微調整するアドリブがあり、アナンド信江さんがシェフの手際を上手にフォローする様子もありました。20分ほど経つと、会場にはチキンとスパイスの香りが広がり、ランチの準備が整いました。

美味しい料理とともに
Bhuna Murgh Masalaの出来上がりから間もなく、ビュッフェスタイルのランチの時間となりました。キッチンには10種類ものインド料理が並び、シェフが店内にある大きなタンドール(窯)で熱々のチャパティを焼いてくれました。キッチンの脇には、デザートも準備されています。美味しい料理とともに、テーブルごとの歓談は、インドの生活のこと、サークル活動のこと、お子さんの学校行事や最近できたレストランの味などなど・・多岐にわたり、楽しいひと時はあっという間に過ぎました。歓談中は、アナンド信江さんが各テーブルを回り、「インディカ米の美味しい炊き方は?」、「少量しか使わないスパイスをどのように揃えたらいい?」といった、インド料理にまつわる質問の数々に答えてくださいました。
 デザートをほお張りながら至福のひと時に包まれたところに、ホテルのご厚意により、豪華賞品の当たる福引が実施されました。気になる豪華賞品とは、3等がビュッフェレストランのブランチ券、2等が「DIYA」の食事券4名分、そして、1等がエグゼクティブ・スイートの宿泊券に60分のSPAと4食付きでした!当選者が発表されるたびに、会場は歓喜と驚きに包まれ、落胆の声もちらほら・・。しかし、3名の当選者だけでなく、参加者全員にインドスイーツのお土産もありました。最後までお腹いっぱいのひと時となりました。
 皆さまの食卓をインド料理の魅力が彩りますように。ぜひ基本のカレー作りに挑戦してみて下さい。
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