その2 「インド民族アート」 ワルリ絵画のお話&ワークショップ‏

2016年10月1日
インド先住民族、ワルリ族のお話し
今回のイベントでは、ウォールアートプロジェクト理事長おおくにあきこさん、ウォールアートプロジェクト浜岡和徳さん、ワルリ画家トゥシャール・ヴァイエダさん、マユール・ヴァイエダさん、アシスタントコーディネーターハルシャッド・ヴァイエダさんをむかえ、ウォールアートプロジェクトの活動紹介、ワルリ族の四人の神様のお話をして下さいました。
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ワルリ文化(絵画とダンス)の体験
個々によるワルリ画のデッサンやグループに分かれて特大の絵に竹筆と今回はポスターカラーを使ってペインティングをしました。
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ワルリダンスは皆で手を繋ぎ独自のステップを踏みながらクルクルと円を描いてまわりました。

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ワルリ族、ワルリ絵画とは?
マハラシュトラ州ターネ県に住む、少数先住民族ワルリ(Warli)族は、マイノリティとして受けた抑圧や差別から自尊心を取り戻すため彼らはアートを武器にしました。
ワルリ絵画には伝統儀式、神話、民話や日常風景が描かれ、一枚の絵のなかで物語のいくつもの場面が自在に紡がれています。
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ワルリ絵画はもともと、結婚した夫婦の家の、入って最初に目にする 壁に婚姻の印として、 また村人たちからの祝福の印として村の女性達の手によって描かれていました。

それが発展して次第に生活の様子や儀 式、生死観、世界観を表す絵なども 描かれるようになりました。
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本来は土壁に描かれているワルリ絵画ですが、最近では布に描かれる ことも。
その際に使われる絵の地色は茶、深緑、グレー、黒の4 色です。
原料は茶は赤土、深緑は牛糞、グレーは灰、黒は炭。
この4色は それぞれ、家の外、家の中、家の中と外、夜を表しています。
これらの 原料に糊を混ぜたものを布に塗り、乾かしたものにお米の白い粉を水で 溶いた白色の液か、白色の顔料で描きます。
筆は竹の先を噛んで柔らかくしたものを使います。
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自然の中に神々を見出して、畏れ、尊敬し、感謝しながら生きてきたワルリ族。  色々な物が溢れる現代で、大切にしたい文化だと思いました。
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