2012年2月号

目次
さくら会の集い
アーユルヴェーダ&スパイス講座
日本人会各部担当者および活動予定・報告
特集記事1 「インドで働く -デリー及びデリー近郊就職事情-」
特集記事2. 「アロマテラピー講習会体験レポート」
編集後記




さくら会の集い

2011年10月15日(土) The Claridges Surajkundにて、デリー日本人会さくら会恒例行事「さくら会の集い」が開催されました。

 

色とりどりの煌びやかなサリーやドレスに身を包んだ234名のマダムが集結し、美味しいコース料理に舌鼓を打ちながら楽しいひとときを過ごしました。
まず林公使から、開催のテーマでもある“絆”にちなんだ日本とイ
ンドの強い絆を感じさせるエピソードをお話しいただきました。続い
て浜崎日本人会副会長のご挨拶、そして、乾杯は川村交流部長に
ご発声いただき宴がスタートしました。
今年の特別ゲストは、株式会社オリエンタルコン
サルタンツに所属しインドの地下鉄工事に携わり現
場監督としてご活躍されている阿部玲子様です。
現場で起こるインドならではのハプニングなど笑
いを交えた大変興味深いお話をうかがいました。
またこの講演には、日本人女性としてインドで生
きていくうえで、阿部さんのようにたくましい生き
方をされている方の“生”の声を皆さまへ届けたいという実行委員の想いも込められていました。
きっと心に響くものがあったのではないでしょうか。
日本人会サークル紹介では、美しい歌声を披露していただきましたコールマユールをはじめとし、それぞれ趣向を凝らした発表でした。
続いてボリウッドダンスチームの登場です。デリー、グルガオンで活動している3チームが夢の共演を果たしました。
会場から手拍子が沸き起こり、ホテルのインド人スタッフも釘付けになるほど美しく華やかなステージとなりました。

そしていよいよメインイベント、ラッフルの始まりです。ラッフルチケットの売り上げは東日本大震災の義援金として寄付されるとあって、皆さま奮ってご参加されたことでしょう。中には見事3つも賞品を獲得したラッキーな方もいらっしゃいました。

司会を務めたレイラニ・ハーマンさんとジャッカー敦子
さんの息の合った進行のもと大盛況のうち幕を下ろしました。

今回のラッフルチケットの売り上げRs126,600と、その他寄付Rs74,350とを合わせた総額Rs200,950は日本赤十字社を通し被災地の方々へ送られました。たくさんの協賛品をご提供くださった企業や個人の皆さまに御礼申し上げます。

記事 説田奈緒美

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アーユルヴェーダ&スパイス講座


2012年2月2日(木) India Habitat Centreにて、デリー日本人会さくら会主催行事「アーユルヴェーダ&スパイス講座」が開催されました。

スパイス講座では、講師としてThe Manor Hotelにあ
るIndian AccentシェフのMr.Mehrotraをお招きい
たしました。 数多くの賞を受賞している大変著名なシ
ェフにもかかわらず、マスコミに顔を出すことをせず、
シェフ業に専念していらっしゃるそうです。
ホットミルクにターメリックを入れて飲めば、体の 疲れがとれ、翌朝には体の痛みも緩和されるという ようなスパイスの作用についてお話をうかがうと共 に、シェフの特製チキンカツカレーやマサラティー のレシピ等をご紹介いただきました。

☆マサラティーをいただきながらの楽しい講座☆

さくら会文化部作成のチキンカツやカレーのレシピは、作り方が英語と日本語で記載されているので、ご自宅に戻られてコックさんやサーバントさんにも作ってもらうことが出来、とても便利です。
質問コーナーでは、スパイスには整腸・殺菌作用を期待できますが、インドで多発しがちな「おなかを下し気味の時に良いスパイスはありますか」という質問が出ましたが、そういう時は、スパイスは避けて下さいということでした。こういう時にはスパイスではなく、ヨーグルトで胃をいたわってあげて下さい。
つづいて、第2部はアーユルヴェーダ講座です。
講師にKerala Ayurveda Clinicの Dr.Johnをお招きし、アーユルヴェーダの概要や考え方をお話しいただきました。
アーユルヴェーダ゛とはサンスクリット語のアーユス(生命)とヴェーダ(知識・学)の複合語であり、宗教ではなく、医学や生活の知恵、生命科学、哲学の概念を含むインド大陸に5000年以上前から伝わる予防に重点を置いた伝統医学です。健康と病気は表裏一体であり、一枚のコインのようなものです。 人間とは宇宙の一部であり、突然の気候の変化などでバランスが崩れる事により、病気を引き起こすことにもなるそうです。

万物を創生する5つの要素「空」「風」「火」「水」「地」をもとに、私たちの体を動かしているのは3つの生命エネルギー(トリ・ドーシャ)であり、それが有名な「VATA」「PITTA」「KAPHA」です。
生まれつき持つそれぞれの生命エネルギー(ドーシャ)のバランスが保たれることが健康を維持するための条件であり、そのためには日ごろの食生活や暮らし方に留意することがとても重要であり、

そして、身体の組織・機能だけではなく精神や魂も健やかであることが、真の健康であるとアーユルヴェーダでは教えられています。
アーユルヴェーダと言えば、アンチエイジングというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、体を若返らせることが目的ではなく、あくまでも美しく健康に年を重ねて行くことを目的としています。
さらにご興味をお持ちの方は、クリニックにて、まずはご自身がどのドーシャ(生命エネルギー)タイプであるかを調べていただくことからはじめてみませんか?
2つの講座とも、さくら会文化部有志による通訳がつき、手作りのテキストと共に大変わかりやすい内容でした。ミッタル・ティーさんのご提供によるマサラティー用のスパイスセットやレストランの割引券をいただき、最後はインド料理のバッフェを堪能しました。
今回の企画はさくら会文化部とともにOld World HospitalityのKAMINIさんとSHANNAさんを始め多くの方々のご協力を受け、大成功のもとに終了することができました。みなさまに厚く御礼申し上げます。

記事 小林香奈子

参考URLIndian Accent (friends colony)http://www.themanordelhi.com/indian-accent.htmKerala Ayurveda Limited (Green Park)http://www.keralaayurveda.biz/htmls/newdelhi.html

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2011年度日本人会各部担当者および活動予定・報告

【総務部】 中垣部長 (MITSUBISHI CORPORATION INDIA PVT. LTD.)2012年度デリー日本人会総会を下記のスケジュールにて開催する予定です。・日時:4月25日(水)14:00-16:00・会場:メトロポリタンホテル

【学校運営部】 柴田部長 (MITSUI CHEMICALS INDIA PVT. LTD.)
【学校運営部】       福田副部長 (TOKIO MARINE&NICHIDO FIRE INSURANCE CO.,LTD.)ニューデリー日本人学校と付属幼稚園の運営全般を担当しています。日本人会のご支援を頂きながら、老朽化施設への諸対応を行い、特に2011年度は増加する児童・生徒数に対応するべく、校舎の増改築の検討を進めてまいりました。建設許可取得の為の増改築申請用プランも決定し、2012年度には実行に向け、具体的な準備を更に進めてまいります。

【広報部】 小川部長 (YKK INDIA PVT. LTD.)デリー日本人会会報「デリーライフ」の発行と日本人会ホームページを担当しています。更に、本年度は、「生活の手引き・ショッピングガイド」の改訂作業を行いました。予算の関係上、印刷物での発行は取り止め、日本人会ホームページ上での掲載のみとさせて頂きましたが、これまで以上に有用な情報をお届けすることを主眼に更新を行いました。

【運動部】 根井部長 (DENSO INTERNATIONAL INDIA PVT. LTD.)ニューデリー日本人学校とデリー日本人会共同開催の運動会は本年度からニューデリー日本人学校の単独開催となりましたが, 運動部はそのサポート役として、インドの地で頑張っている子供たちへの参加賞として”頑張ったで賞”(お菓子詰め合わせ)をプレゼントしました。在インド日本国大使館(以下、大使館)のご好意により、邦人サービス(福利の増進)の一環として大使館内のテニスコート及びスイミングプールをデリー日本人会会員の皆様及びそのご家族が利用いただけるようになりました。本年度は、平成23年(2011年)10月から平成24年(2012年)3月までの間、毎週土曜日にテニスコート(二面)が使用可能です。スイミングプールは平成24年4月から9月までの毎週土曜日使用可能となりますので是非ご活用下さい。申し込み方法や利用規定については、デリー日本人会のホームページに掲載されていますのでご覧下さい。

【交流部】 川村部長 (SOJITZ INDIA PVT. LTD.)毎年一回、在インド日本国大使館の協力を得て、インド日本商工会との共同開催による『全インド日本人・商工会合同連絡会』を担当しています。参加者はインド主要都市の日本人会、商工会の代表の方々で、各地域における活動内容の紹介、また現在その地域で抱えている課題など情報を共有化し、皆様のより良い生活へ少しでもお役に立つようこの合同連絡会を担当しています。

【娯楽部】 鈴木部長 (MITSUI & CO. INDIA PVT. LTD.)
飯野副部長 (HITACHI INDIA PVT. LTD.)12月11日、グルガオンのリーラケンビンスキーで恒例の日本人会忘年会を開催いたしました。東日本大震災の被災者に対し黙祷を行い、遠いインドから一日も早い復興を祈願する一方、例年よりも3組多い余興では、寸劇・歌・ダンスに大いに盛り上がり、豪華商品が提供された福引大会では、一等商品当選者に会場の羨望が集中、最後のふるさと合唱で、望郷の思いに大使以下参加者が駆られた所で、無事にお開きとなりました。600名もの多数のご参加、また、商品提供を頂きました協賛企業の皆様、有難うございました。

【厚生部】 清水部長 (ITOCHU INDIA PVT. LTD.)日本人会員の皆様へデリー及び近郊における疾病状況、医療情報等の確認を行っています。

【文化部】 渡辺部長 (MARUBENI INDIA PVT. LTD.)2012年2月25日に全インドスピーチコンテストを開催予定です。

【青少年児童部】 臼井部長 (JAPANESE SCHOOL, NEW DELHI)9月24日に、日本人学校校庭で恒例の夏祭りを開催いたしました。夏祭りは、日本を遠く離れインドで生活する子どもたちに日本の良き伝統と文化を継承することをねらいに開催しております。子ども和太鼓、御神輿巡幸、各種出店、盆踊りの他、定番の花火が夜空に打ち上げられました。

今年は過去最高の1,400名もの方々が入場されました。出店の数も25店に増え、多くの方々のご協力をいただき無事に終了いたしました。夏祭りは子どもたちだけでなく、デリーに暮らす在留邦人の皆様にとって、憩いの場となっております。

【安全危機管理部】 沖廣部長(10月10日着任予定 SUMITOMO CORPORATION INDIA PVT. LTD.)緊急事態発生時に対応します。会員の皆様には”緊急連絡網”を配布(毎月更新)し、連絡体制の充実をはかっております。2011年10月には本連絡網のテストを行いました。

《さくら会》<総務部>総務では、さくら会の所属機関である日本人会事務局とのやりとりや、さくら会を構成している会員全体の名簿管理統括、さくら会を運営してくださっている各地区代表の地区委員の皆様の円滑な活動のサポートを行わせて頂きました。年度初回の地区委員会の司会から始まり新旧引継会にて次期地区委員の皆様へこのさくら会の運営を引継ぎさせて頂くことも重要な活動内容の一つです。定例の地区委員会を通じて各地区委員の皆様と力を合わせ一年間円滑なさくら会の運営が出来た事、また文化部及び広報部の積極的な活動により各地区委員の皆さま同士の深い交流が持てた事を、この場を借りて心より感謝いたします。

【さくら会入会者全員の名簿管理】入退会管理係(Delhi地区担当)山本チブ奈津子、(Gurgaon地区担当) 金子恵子名簿管理総括(Delhi地区担当)富宇賀洋子、(Gurgaon地区担当)森谷真理子、安藤生奈

【総務内予算の会計管理】さくら会全体の予算請求・出納管理・会計報告 (担当)清水直子

【総務窓口】日本人会事務局及び地区委員の皆様との窓口  (担当)土井史子

<文化部>部長 浅賀敬子  副部長 藤原房子、細田晃代
2011年10月15日(土) 婦人部の総会に当たる 『さくら会の集い』 開催今年度は「絆」「日本とインド」「親睦」をテーマに掲げ、さくら会会員(参加者数234名)の親睦を深めていただきました。当日はインドで働く日本人女性、阿部玲子さんによる講演やサークル紹介、会員によるボリウッドダンスに加え、今年度は協賛企業様からご提供いただいた景品によるチャリティーラッフルを行い、その収益金Rs.126,600に加え、その他ご厚意により集まりました寄付金Rs.74,350と合わせ、総額Rs.200,950を日本赤十字社を通し、東日本の被災地への義援金として送らせていただきました。

・事務局(浅賀敬子、藤原房子、細田晃代、会計:澤内友美子)    ・準備班(☆北村優子、赤木久美子、磯野美穂理、大塚文緒、渡部利子、渡邉ひろみ、                兼司会進行:レイラニエツコハーマン)    ・余興班(☆村松育子、安部陽子、石橋有希、井上晃子、星野琴美、松下裕乃、                兼司会進行;ジャッカー敦子)  ☆:リーダー以外50音順

チャリティーラッフルの景品集めに加え、当日の運営は、地区委員全員で行いました。お陰さまで盛大な会となり、また、被災地へ義援金を贈ることもできました。文化部一同、心に残る大イベントでした!!

2012年2月2日(木) 『アーユルヴェーダ&スパイス講座』 開催アーユルヴェーダ講師にKerala Ayurveda ClinicのDr.Johnをお招きし、アーユルヴェーダの概要や考え方などをお話しいただき、参加者からの質問コーナーなども設け、スパイス講座では、The Manor・Indian AccentシェフのMr.Mehrotraよりいくつかのスパイスの効能などのお話と、日本人にも作りやすいカツカレー&マサラティーのレシピ等をご紹介いただきました。講座の後は、ランチをしながら、みなさんで交流を深めていただきました。

・イベントリーダー(星野琴美、磯野美穂理)・交渉係(藤原房子)    ・名簿担当(安部陽子、井上晃子、村松育子)    ・アーユルヴェーダ資料作成班(赤木久美子、浅賀敬子、細田晃代、渡部利子、渡辺留衣)    ・スパイス資料作成班(澤内友美子、松下裕乃、渡邉ひろみ)・アンケート担当(大塚文緒、北村優子)    ・通訳進行(アーユルヴェーダ講座:レイラニエツコハーマン、スパイス講座:ジャッカー敦子) *50音順

イベント開催に向け、限られた時間の中で、みなさんへお配りする資料作りから、講師との綿密なミーティングなどなど、文化部一同、イベント成功に向け、今回もそれぞれが力を合わせ頑張りました。参加者の方々に記入いただいたアンケート結果を4月以降の新地区委員メンバーに引き継ぎ、次回以降のイベントに生かしていただければいいなと思います。ありがたいことに、今回も、参加してくださった方々から、温かいお言葉をたくさんいただきました。イベント準備から運営まで、さまざまな苦労がありましたが、無事、イベントを成功させることができ、安堵と喜びでいっぱいです。2011度文化部によるイベントは、上記の計2回行いました。改めまして、関わってくださった全ての方々に、心より感謝申し上げます。そして、この地区委員のお仕事を通し得られた、素晴らしい出逢いの数々に感謝しています。

〈広報部〉部長 小林香奈子、 副部長 村上道代今年度の私たちの活動は、日本人会ウェブサイト上の改訂作業を中心に行いました。インド在住者だけではなく、これからインドへ赴任する方、インドに興味をお持ちの方がご覧になってもためになるサイトを目指しました。活動内容は以下の通りです。

「Delhi Life発行」日本人会広報誌を日本人会広報部との協力のもと、9月と2月に発行いたしました。インドで活躍する日系企業の代表である日本人会会長へのインタビューなど、普段、私たちの立場ではなかなかお会いすることができない方とお話出来るチャンスにも恵まれ、良い経験が出来ました。書いて楽しい、読んで楽しい、そして、生活に役立つ記事を目指し、いくつかの特集記事も作成しました。
小林香奈子、浅井幸子、説田奈緒美、杉本晶子、清水雅代*、岡田ゆりこ*

「デリー生活の手引き」生活の手引き2009年度版を片手に、長らく更新されていなかった生活の手引きWEB版を見比べながらの大変な作業でした。 2005年度版、2009年度版、そして2012年現在、インド生活も大きく変わりました。でも一方で決して変わらない、変われないインドのほうが根強く、むしろ私たちはそんなインドを憎みきれず愛 してしまうのです。今後はWEB版のみを更新し、随時新しいインドを配信していけることに期待します!
村上道代、小田玲子、南幸、高杉歩、大石陽子、田中澄、木部容子、杉山泰子*、宮脇朋子*

「ショッピングガイド」目覚ましく発展するデリー。制作途中にもどんどん便利になり、もはや必要ないのではという廃止案も浮上しましたが、初めての方にも‘ひとめでイメージが伝わり’‘行ってみたい’と思っていただけるショッピングガイドを目指し制作しました。インド在住者だけではなく、インドに来ることになった方々が日本でこのサイトを見て、ワクワクして頂ければ嬉しいです。            清板有紀、寺崎亜貴子、伊藤美和、武石いずみ、野原嘉子、山田綾子*                                    *印のついた方々は年度途中で帰国された方々です。

〈日本人会運営部〉池尻部長(SMCC CONSTRUCTION INDIA LTD.)2011年6月より日本人会会室を旧グリーンパークからMGロードのアバロンホテル内(1階)へ移転し、無事新会室として運営することが出来ました。昨年も会員の皆様には月曜日から土曜日の午前9時~午後5時までたくさんの方々のご利用を頂きました。主な会室利用状況は以下の通りです。 ①サークル活動(コーラス、マージャン、ブリッジ)やさくら会会合 ②ビデオテープの貸し出し ③図書の貸し出し(文庫本、漫画など)

〈日本人会事務局〉 月~金:午前9時~午後5時2011年6月よりアバロンホテル隣接ブロックの2階にて業務を致しております。入退会手続き、会費の受付、メール配信等の業務を担当致します。ホテルへお越しの際、また会室ご利用の際、お気軽にお立ち寄り下さい。(*業務のため事務局員が外出することもありますので、入退会手続き、会費の支払い、生活相談等でご訪問の際は、事前に下記にご訪問日時をお知らせいただければ幸いです。)また、会社・団体事務所住所・電話/FAX番号、E-mailアドレス(個人メールアドレスも含む)が変更となりました際には、速やかにご連絡下さい。

<お問い合わせ>電話番号:6472-4448携帯電話:98114-59990(ミトラ美沙子)Eメールアドレス: jimukyoku00@delhinihonjinkai.in

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特集記事1. インドで働く -デリー及びデリー近郊就職事情-

 
インドに暮らす日本人は今や駐在員とその家族だけではありません。留学生はもちろん、
自らインドの地を働きの場として選択し、日本からやってきた若者(昔若者だった人も含
む)の数は、ここ数年で顕著に伸びているようです。
大使館の調べによりますと、インド進出日系企業は2008年1月に438社だったものが、
2011年10月にはなんと812社にも増えております。就職氷河期の日本を飛び出して、イン
ドで働くという選択もあるかもしれませんね。また、駐在員の妻としてインドへ帯同した
ものの、帰国後にまた仕事が見つかるかしらとお悩みの奥様方。日本でのキャリアの継続
を、ここインドで行うことが可能かもしれませんよ。
今回は、「インドで働く」をテーマに、まずはインドで大奮闘しながら単身生活を送って
いらっしゃる方々へ行いました「デリー、近郊在住独身者アンケート」の結果。 次に、
パソナインディアの谷社長にインドでの日本人の就労状況についてお伺いした内容を皆さ
まにお届けいたします。
デリー、近郊在住独身の日本人に聞きました
この度、デリーライフの取材として、インド在住の独身の方々にスポットをあて、日ごろ、
どんな暮らしをし、どんなことを思っているのか、ざっくばらんに聞いてみました。
その中で、この日本人会に属している大多数の駐在家族とは趣きが異なる部分をピック
アップしてみました。在住5ヶ月の方から4年を超える方まで、年齢は25歳~51歳までの
方にお答えいただきました。

さて、今回のアンケートに目を通してみると、回答者の中に自ら進んでインドへ来られ、
現地法人社員として働いている女性が複数いることを発見しました。彼女達の回答からは、
ネガティブな意見が多い駐在独身者と違い、大変なインドライフの中にも楽しみを見つけ
出しているポジティブさを感じ取ることが出来ました。日本への帰国をあと何年と指折り
数えて待つのではなく、自分でどれだけインドに住むかを決めることが出来る彼女達。
「インドでの生活が捨てがたいわ、出来る事なら夫だけ日本へ帰してしまおうかしら・・」
と心密かに思う駐在妻たちから見れば、ある意味羨ましい存在でもあります。では、この
現地採用とは? どんな人が日系企業の現地法人に採用してもらえるの? 私でも大丈
夫? 率直にお給料はどうなのよ?  ・・・ということで、

 

    人材サービスのプロフェッショナルに聞いてみました

さくら会広報部求職チームの3人でパソナインディアのグルガオンオフィスを訪問し、
谷社長にお話を伺いました。

チームパソナインディアさんは、2007年に日系人材サービス 会社として初めてインドに進出し、本社ニューデリーのほか、 ムンバイ、バンガロール、チェンナイにも支店を構え、イン ド全土での人材サービスを展開されています。昨年10月に はグルガオンに支店を開設し、製造業やサービス業などの進 出が増加している日系企業を中心に、グローバル人材の紹介 や人事に関するコンサルティングサービスを提供している 会社です。
谷嘉久社長

—現在、企業から派遣されている駐在員としてではなく、インドの日系現地法人で採用されている日本人の数はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
谷さん:2007年以降弊社で紹介した日本人は全インドで80名を超えています。
その他にもデリー・グルガオン地区で20名以上の人が働いているのではないでしょうか。

—日本人求人の多い業種・職種はどのようなものですか。
谷さん:業種としては日系進出企業の割合が多い製造業が一番です。職種は駐在員のアシ
スタント業務が多いですね。駐在員が営業職であれば営業アシスタント、社長であれ
ば秘書的な仕事を任されます。仕事の内容は日本語の電話の取り次ぎや文書作成など
です。契約期間についてはビザの問題がありますので、どうしても限定されるのが現
状です。

—新卒の採用を行う日系企業はありますか。
谷さん:パソナでは海外で働きたい人を対象にしたグローバル事業部が日本にあります。
そこに登録してインドの日系企業に採用された方がいらっしゃいます。

—面接場所、お給料や福利厚生など採用までの平均的なプロセスを教えてください。

谷さん:インドでの就労を希望される方が
日本にお住まいの場合は、駐在員が日本出
張時に面接を行う、または本社の人事部が
代わりに面接を行うなど会社によって違い
ます。最近ではスカイプを利用するという
のもありますね。
採用形態にはインドにある日系企業が雇用
契約を結ぶ直接雇用とパソナが求職者と雇
用契約を結び企業へ派遣する間接雇用があ
ります。
雇用主がそれぞれ雇用契約書やビザ申請時のオファーレターなどを用意することになります。
現在は企業と社員が直接契約を結ぶケースが多いです。

処遇は、給与の他に住宅費や保険、車などの福利厚生を付ける場合と、お給料を多めに
払い、その中で自分で工面するなど、企業により異なります。もちろん、初めてインドに
来た際は分からないことが多いのは当然のため、住宅探し、労働環境についての相談等、
サポートを行う体制はあります。

—日本食レストランの増加が顕著ですが、職人さんの求人依頼などありますか?
谷さん:パソナでは主にオフィスで働くホワイトカラーの求人を扱うことが多いこともあ
り、現在のところホテル等からの正式な依頼はありません。

—就労ビザを取得するにあたり年間25000ドル以上の所得保障が義務付けられました。その後日本人採用にどのような変化がありますか。
谷さん:2010年に施行されてから時間が経過した今では、日系企業の中ではこの金額を妥
当なものだと受入れているため、特に変化はありません。

さて、ここからは具体的な内容をお聞きしました。

—さくら会広報部員のS子さんはご主人とインドへ来られるまでは某メーカーさんにて
設計のお仕事をしていましたが、CAD(コンピュータを用いた製図システム)が出来る
とインドで何か良い就職口はありますか?

「それは良い技術をお持ちですね。インド人にはな
かなかそのような精密な仕事が出来る人がいないん
ですよ」と谷社長のご回答。

続けて「インドの日系企業で働きたい場合、まずは
日本で働いた経験が一番重要視されます。」とのこと。

谷社長の笑顔に広報部員のS子さんの期待は膨らむ。日本への帰国後の社会復帰に向けて、
ここインドで何か準備は出来ないものかとさらに食いつくのですが・・・。
まず、帯同の奥様方がインドで就労したい場合は・・・、

①パソナさんに登録、もしくは自力で就職活動を行う。
②就職決定→日本へ一旦帰国して在日インド国大使館にてビザを切り替える。
④ビザを切り替えることで、今までの「妻」としての様々な恩恵を失うことがあるので、
そこは各自夫の会社に問い合わせて、あとで後悔のないようにする。

例:扶養家族から外れるために社会保険等は自分で負担。扶養家族数に応じて部屋の広さ
が決められている会社は引越しもありえる。また奥様Car等駐妻としての特権を失う可
能性もあるので要注意。

日本の企業での就労経験があり、前向きに様々なことにチャレンジしたいという思いが
強ければ、大抵の方は仕事が見つかるのが今のインドの状況のようです。 しかし、その
ためには「本気」で働きたいという真剣さが必要です。これは日本もインドも同じこと。
インドでの生活は「本気」であっても予想外の災難が次々と襲ってくるものです。それで
も、ひとりでインドへ来て現地法人の日系企業で就労する多くの方々が既に沢山いらっし
ゃいます。

たとえば、駐在員の配偶者を採用するという考えは今の日系企業にはないようです。こ
れは採用したくないのではなく、まさか駐在員の配偶者がインドで働くなんてあり得ない
だろうという前提での考えのようです。
そこでS子さんは聞きました。「夫の異動に伴い、就労期間が思いがけず短くなることも
考えられますが、これに対して企業側の考えは?」
「突然続けられなくなるという状況はいかなる人でもあるので、問題にはなりません、1ヶ
月前に申告すればいいことなのです」と谷さん。            S子さんの顔には期待の微笑み
が・・・。

さて、広報部員のS子さん、彼女はここデリーで果たして次のアクションに出るのでし
ょうか!
次号デリーライフにつづく(来年度の広報部員の追跡調査を期待します)。

アンケート記事 浅井幸子
インタビュー記事 小林香奈子
撮影 説田奈緒美

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特集記事2. アロマテラピー講習会体験レポート

 
何かとストレスの多いインドでの生活、身近に手に入る精油で、心と体を癒やしてみませんか?
アロマテラピーとは精油を使い分けて、心と体を健やかに保ち健康を促す芳香療法です。

今回はデリー、及びデリー近郊でアロマ講習会を開いていらっしゃるクラナ京子さんをお
迎えして、さくら会広報部員5人で講習会を体験してみました。

自分の好みのアロマオイルを利用して、以下の物を作成。

「アロマフレッシュナー」・・・部屋の芳香剤スプレー
「アロマローション」・・・お顔、お肌用ローション
「アロマヘアローション」・・・髪や頭皮用ローション
「アロマ除菌クリーナー」・・・手の除菌、まな板、ぬいぐるみなどの除菌

今回の講習会の流れ

1. ご挨拶と共にクレイ(泥)についての知識、作用など教えていただく。
2. アロマオイルの精製の方法。
3. アロマオイルの作用とその使用例などのお話。

4. 実際にアロマオイル、アルコール、グリセリン、水を 利用して、自分好みのアロマ製品を作る。

今回の講習会の時間は10:30~13:30
参加費用:1000RS/1人 …でした。

良質なアロマオイルさえ手に入れば、身近なものでこんなに簡単にいくつかの製品が作れ
たのには驚きました。これを生活に取り入れないのはもったいないですね

そこで、インドならではの生活に役立つアロマテラピーを、デリーライフ読者の皆様にち
ょっとだけお伝えします。
自分の好きな香りに包まれて、リラックス空間を作ってみませんか。

アロマフレッシュナー ~シュッとひと吹きするだけで、お部屋がリラックス空間に~
お部屋の芳香や、車や玄関、リネンの除菌に。

 お部屋の芳香や、車や玄関、リネンの除菌に。

用意する物: スプレーボトル(今回は50mlを使用)
ウォッカ(又は、無水エタノール)  10ml
ミネラルウォーターまたは、精製水 40ml
お好みの精油 10~20滴(1~2%濃度)

作り方:  1. アルコールと精油をボトルに入れ、よく振り混ぜる。
2. ミネラルウォーターを入れ、よく振り混ぜる。
3. 作った日付、レシピをボトルに記載する。

使い方: 精油は水に溶けないので、 使用する度によく振ってからお使いください。

 

 

 

☆アルコールは精油を溶かし水に混ざりやすくします。 また防腐作用もあります。
アルコールを入れずに、水50mlに精油を加えるだけでもフレッシュナーになります。
その際は、精油が分離しますので、使用前によく振ってからお使い下さい。
冷暗所に保存して、1~2カ月で使い切って下さい。

精油にはいろいろな香りがあり、それぞれ作用も違います。まずは、自分の好きな香りを
選んでみましょう。 「あ、いい香り!」と思うものはその日によって違うかもしれませ
ん。
人は、本能的に、その時自分に必要な香りがわかるそうです。
自然のパワーを取り込んだアロマフレッシュナーで、お部屋の空気をきれいにしたり、ほ
っとひと息ついたりしませんか。 眠れない夜は、枕元にシュッとしたり、蚊の気になる
季節には蚊の苦手な虫よけスプレーを作ってみたり、楽しみ方は無限に広がりそうですね。

精油に期待できるいくつかの作用をご紹介します

☆受験生をお持ちのお母様、試験勉強に集中できる効果が期待できる
ペパーミント、フランキンセンス
☆寝つきの悪いご主人には、リラックス作用の高いものもあります
ラベンダー、カモミール

☆気分が浮かない日には
オレンジ、マンダリン、ベルガモット
☆ペットを飼っている方、ヘビースモーカーのご主人のいる方へは消臭・殺菌効果が期待できる
ユーカリ、レモングラス
☆風邪の予防には除菌効果が高いと言われる
ユーカリ、ティートリー

 

☆デング熱が怖い時期に蚊よけ効果が期待できる
ユーカリシトリオドラ、ゼラニウム、レモングラス

精油を利用した製品には美容に役立つものなど、まだまだ色々な物があります。もっと詳
しく知りたい方はクラナ京子さんへお電話してみてはいかがでしょうか?

Aromany Enterprise
クラナ京子さん 携帯9971697171  e-mail khura7@yahoo.co.jp
主な資格
アロマテラピスト
管理栄養士
日本エステティック協会認定エステシャン
ケイラク美容全身リラクゼーションコース 等

記事 清水雅代、浅井幸子、小林香奈子

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編集後記

 
今、私は日本人のパティシエさんが作ったシュークリームをほおばりながら編集後記を
書いています。デリーの空港に降り立った3年前と比べると、ここでの暮らしはとても快
適になりつつあると実感する毎日です。
今年度の広報部の活動としては、日本人会ウェブサイトにある「デリー生活の手引き」「シ
ョッピングガイド」の改訂を主に行いました。当初はガイドブックの類を日本人会が作成
する必要はもはやないのではという意見も出ました。デリーに関する旅行ガイドブックは
女性をターゲットにしたようなものまでが出版され、無料配布の日本人向けのタウン誌も
充実してまいりました。ショッピングモールが続々と建設される現在、お買い物情報を日
本人会が提供する必要があるのだろうか。私たち広報部員は話し合いを重ねました。
生活が便利になったといっても、以前と比べてよくなったというだけで、新しくインド
に来た人にとっては、まだまだ日本とインドのギャップは計り知れないほどの大きさがあ
るはずです。そういう理由から「ショッピングガイド」は簡易版として、「生活の手引き」
はこれからインドへ来られる人へ向けての情報を中心に改訂することにしました。しかし、
作業を進めるうちに当初予定していた簡易版がずいぶんと詳しい内容まで記載することと
なり、広報部員各自が多くの時間を作業に費やすこととなりました。未完成な部分は多々
ありますが、デリー日本人会会員の皆様の、インドでの生活にきっと役立つ内容ではない
かと考えております。

日本人会 広報部 小川 徳行
藤巻 哲平

さくら会  広報部 小林香奈子
浅井 幸子
説田奈緒美
杉本 晶子

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