2011年9月号

目次
齋木大使インタビュー
日本人会新会長インタビュー
日本人会各部からのお知らせ
さくら会からのご挨拶
日本人会サークル紹介
大使館医務官からのお知らせ「デング熱予防に関して一言」
特集記事「インドの女性、オーガニック野菜で評判の細腕繁盛記」
編集後記




齋木大使インタビュー

2011年3月に着任された齋木インド駐箚特命全権大使にインタビューのお時間をいただきました。

プロフィール
お名前  齋木 昭隆
生年月日 1952年10月10日
ご出身  三重県
ご家族  奥様、ご子息お1人
ご趣味  ゴルフ (インドで久しぶりに再開。他人様に言えないようなスコアながら、
週末は皆様にお付き合い頂き、上達を目指しています。)

Q:学生時代はどのように過ごされていたのでしょうか?
1972年に大学へ入学しました。当時は学生紛争終盤の頃で、4月に入学したものの、
講義が始まったのは5月の連休明けぐらいだったと記憶しています。構内にはまだヘ
ルメットを被った学生がおり、活動への勧誘等もありましたが、特にその辺には興味
を持たず、保守的な学生生活を送りました。

当時所属していたのは弁論部で、他大学との弁論大会や討論会などに出場していま
した。中には人前で話すのが苦手というコンプレックスを克服したいがために入部す
る者、弁論部が伝統的だからと、憧れて入ってくる者など様々な部員がおりましたが、
私の場合は弁論部という活動自体を当時は知らず、たまたま勧誘を受け、部室を見
学しに行ったら面白そうだったからという動機で入部しました。

この経験が外交という職務の役に立っているかと言えば答えづらいのですが、敢えて
言うなら、自分の考えを整理し、きちんと主張するということが訓練されたと思います。
これは外交官と言うよりも社会人として、どんな仕事の上でも必要な事なのではない
かと思います。

Q:外交官を志望されたきっかけは?
大学入学当時はどういった職業に就きたいなどは特に考えてはいなかったのですが、
実は父親が外交官でした。もちろん家庭の中での父親しか知らないため、その姿を見
て外交官になろうと思ったことはありません。しかしながら、学生時代に日本の歴史的、
地政学的な立場や国益などを意識するようになり、それに関わる仕事ができないもの
かと考え始めるようになりました。また父親の仕事もそういった観点から考えられるよ
うになり、外交官試験を受けることとなりました。

Q:現在までに赴任された国々と思い出についてお聞かせください。
今年で入省してから35年経ちましたが、はじめは米国ボストンへ2年間研修留学に
行き、後にワシントンの日本大使館で2年間勤務しました。この駆け出し4年間の米
国勤務では、物理的な意味ではないアメリカの大きさ、あり方などを色々見聞、実感
した他、同盟国として、どう付き合っていけば良いのか等を学びました。

帰国後は数年間の東京勤務の後、1988年にスイスのジュネーブへ赴任しました。ジ
ュネーブにはWTOの前身であるGATTがあり、100を超える国々の代表が一斉に集
まり、各国間の利害関係が対立、錯綜する中、貿易の障壁を撤廃、緩和するなどの
交渉を行っていました。その中で、経済立国日本の立場を踏まえた自由貿易のルー
ルづくり、交渉等の任務を行っておりました。私が担当していたのは、サービス貿易に
関するもので、従来のモノとモノを介す貿易とは違う新しい分野を担当させて頂き、非
常に面白い経験ができました。

ジュネーブでは5年間を過ごしましたが、その間に外務省員である妻が紛争処理の
交渉担当として合流し、息子も生まれ、93年に日本へ帰りました。

2006年にはワシントンの日本大使館へ再び赴任しました。30年近く前の若い頃に体
験したアメリカの良さは変わらないものの、かつての余裕はなくなってきているなとい
う印象でした。当時はイラク戦争の真っ只中、 ニュースを見れば毎日、アメリカの兵
隊さんが何人亡くなったなどの報道が繰り返されており、まさに戦時のアメリカという
状況でした。
しかしながら、日米関係は小泉ブッシュ政権に代表される様に、非常に良好、難しい
懸案もなく、楽しい2年間を過ごさせていただきました。

Q:インド駐箚特命全権大使の辞令を受けられた時のご感想をお聞かせください。
喜んで行くと、即答しました。
仕事上では全く付き合いのなかった国でしたが、上述した通り、父親が外交官でイン
ド大使館に勤務していたため、1967年、当時中学生だった私は日本の中学校に通
っていましたが、夏休みに家族の暮らすインドを訪問しました。デリー、アグラー、ジャ
イプールなどを家族で旅行しましたが、当時受けた強烈なインパクトは今でも頭に焼
きついています。

他方、ここ数年間の経済成長などを目の当たりにし、このエネルギー満ち溢れるイン
ドを実際に勤務して感じてみたいという気持ちがあったもので、 辞令を受けた際は
「よし!」という気持ちで嬉しかったです。正式な辞令は今年の1月に天皇陛下より皇
居で認証を頂きましたが、日本を代表する職務という事で、非常に身の引き締まる思
いがしました。

Q:ご赴任前と実際にご赴任された後でのインドに対する印象の違いをお聞かせ下さい。
上述した中学生の頃のイメージをそれまで持ち続けていたのですが、外交官になって
から初めてインドの方と交流することになったのはボストンでの留学時代でした。そこ
には3人のインド人留学生がおり、よくしゃべる、議論好き、成績も良い優秀な学生で、
将来はこういう人々が様々な分野でインドを引っ張っていくのだな、という印象を受け
ました。

その後のジュネーブ勤務時には、インドの代表は貿易交渉の場で、相手が誰であろう
が自国の利益を最大限に確保する為、制限時間も無視して、一歩も引かずに発言し
続ける、しかしながら、途上国の利益、立場を代弁する上で非常に説得力があり、雄
弁で、インドはこの分野では非常に優れているという印象を持ちました。

今回の赴任では、勿論そういうインドの方々も多くいらっしゃるのですが、静かに人の
話に耳を傾ける方もいれば、自説に固執せずに相手の意見にも同意してくれる方も
いる。そういう新しい印象を持ちました。

また、留学時代に同級生だったインド人とも、こちらに来てから交友関係が復活し、彼
らがインド社会の色々な人々に引き合わせてくれたりと、友情の熱さを感じながら、
日々楽しくお付き合いさせていただいております。

ニューデリーに関しては、空港や道路などのインフラも非常に整ってきており、40年前
の真っ暗な空港、牛が寝ている道というショッキングな光景は見られなくなっておりま
す。他方、オールドデリーはこのような変わらないインドらしさを持ち続けており、こう
いった新旧の混在が非常におもしろい街になっていると思います。

Q:日本の外交史の中で尊敬する人はどなたでしょうか?
職業外交官ではないのですが、金子堅太郎です。日露戦争の最終段階で伊藤博文
よりアメリカ行きを命じられ、ハーバード大学留学時代に面識のあったセオドア・ルー
ズベルトとの友人関係を最大限に利用し、ロシアとの戦争が如何に日本に理がある
のかをアメリカ世論に説きつづけた功労者。アメリカ中を講演旅行で周り、何故ロシア
と戦争せざるを得なかったのかを大衆に訴え、アメリカ人が同情するような世論工作
を行った功績者だと思います。

Q:今後の抱負についてお聞かせください。
インド大使として命を受け3月に着任しましたが、インドとの友好関係、インドとの各分
野における戦略的パートナーとしての関係を強化していきたいと思っています。

現在日本企業の方々がインドに着目し進出してきております。12億人市場、毎年
1500万人以上の中間層が誕生するといわれる非常に活力のある市場に日本企業の
方々が注目するのは当然の流れだと思っております。そういった日本企業の努力を
後押しするのが私の大事な仕事の1つでありますが、現状、インドでは行政手続き上
の不透明さなども多々あるので、そういった事に対する日本企業の不満をしっかりと
汲み取り、解消、改善すべく、インド政府に訴えかけていき、皆さんのビジネス環境の
整備をお手伝いしていきたいと思っております。

2つ目に、アジアの中で議会制民主主義という制度をとっている国として、非常に成功
しているのは日本とインドの2カ国だと認識しています。言論の自由があり、民主主義
の定着しているインドは日本から見れば非常に貴重な存在であり、我々2国間だけで
はなく、このアジアという地域、及び国際社会の中でお互い協力できる分野が沢山あ
ると思うので、ルールづくりも含め、日本とインドが協力していけるように努力していき
たいと思います。

3つ目に、来年が日本とインドの外交関係樹立の1952年から数えて60周年となりま
す。もちろん日印関係が60年前から新たに始まったわけではなく、遥か昔の仏教の
伝来を通じて始まったものであります。
日本人の精神の中に、仏教の教えというものは根深く定着しており、今回の震災とい
う非常時の際も、お互い譲り合うという精神が見事に発揮できたのではないかと思い
ます。これは、知らず知らずの間に仏教を通じて形成された日本人の精神だと思いま
すし、遠く遡ればインドのお陰だとも思います。60周年という節目を祝福する行事の
中で、科学技術、ファッション、経済、様々な分野で協力していくきっかけを考え、つく
っていきたいと思います。

Q:デリー日本人会の皆様へ一言お願い致します。
40年以上も続くデリー日本人会は非常に大事な組織だと思います。こういった中で
皆様と時間を共有できることは人生の中でも非常に貴重な経験となります。是非、仲
良く助け合いながら、日本人らしい美徳を発揮し、インドの方々からも流石日本人だと
言われるような行動を、デリー日本人会を通じて協力し合ってやっていきたいと思い
ます。

本日は大変お忙しい中お時間をいただき、誠に有難うございました。
(インタビュアー 日本人会広報部 小川、藤巻) 

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日本人会新会長インタビュー 中西 眞三 会長(MARUTI SUZUKI INDIA LTD.)

Q:ご出身はどちらですか?
静岡県 藤枝市、サッカーの町です。
(中西会長は、野球、弓道、ソフトボールをされていたそうです)

Q:お誕生日はいつですか?
1947年9月14日

Q:ご家族構成を伺えますか?
妻と一男一女で現在は単身赴任中です。

Q:赴任年月日はいつですか?
1回目 1983年5月6日~1986年10月3日
2回目 2007年12月19日~

Q:これまでの赴任地はどちらですか?
インドネシア、インド、ハンガリー、インド(現在赴任中)

Q:ご趣味は何ですか?
下手の横好きですがゴルフです。

Q:最初のインド赴任時の感想と今回の赴任時の印象をお聞かせください。
83年当時は「仕事は楽、生活は大変」でしたが、今は、全く逆です。

Q:インド国内で訪問したい場所はどちらですか?
アッサムなど東北部です。また、
近隣国のブータンもぜひ行ってみたいです。

Q:インド国内で忘れられない旅行はありますか?
1982年9月~10月約1カ月かけて、インドに投入する車の走行・耐久テスト
のために、コルカタ~ワーラーナシー~ラクナウ~ラニケト~ナイニタール~デリ
ーを、車を自分で運転して廻った時のことです。デリー入りした後続いて、デリー
~ムンバイ~ゴア~中央インドを北上して再びデリーへと、約1万㌔㍍走破しまし
た。毎朝6時出発、ゆで卵とフルーツ、ジュースを持って、道端でござを敷いて食
事(昼食)をとり、明るい内(3時頃)には目的地に到着し、ホテルに宿泊、の繰
り返しの1カ月は、忘れられません。
(前回の赴任時は、普段もご自分で運転されていらっしゃいました。)

又、カンニヤークマリ(コモリン岬)はアラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つ
の海がひとつになるところで、エメラルド色の海、真っ青な海、真っ黒な海の3つ
が合流する素晴らしいところでした。

Q:お好きなインド料理は何ですか?
タンドーリ料理と南インドのベジ料理が一番おいしいと思います。

Q:インド人の印象は?
頭がいいな。目的のためいろいろな手段を講じるのが上手だな。
それと、親日的なこと。です。

Q:インドの強みは何だと思われますか?
人材が豊富なこと。目的意識を強く持っている若く有能な人が多いと感じています。

Q:また、日本の強みは何だと思われますか?
つきなみですが経済力、技術力。それとベクトルを合わせる力-団結力か
な。

Q:日本の若者へのメッセージをお願いします。
チャレンジ、チャレンジ! チャレンジ精神を持って、失敗を恐れずにどんどん外に
出ていろいろな経験をして欲しいと思います。

Q:日本人会のあり方、また会長としての抱負をお聞かせください。
前回赴任時は、だれもかもが顔見知りのような、小さな集まり(約100人)でした
が今では人数も大幅に増え(約1500人)組織が大きくなっています。規模が大き
くなって活動予算を立てるのが厳しくなっています。是非賛助会への入会を皆さんお
願いします。

Q:さくら会(日本人会の婦人部)へ一言お願い致します。
どうぞよろしくお願い致します。
インドには日本では楽しめないようなことがたくさんあります。インド滞在中存分に
楽しんでください。

ご多忙中にもかかわらず、わざわざお時間をとって頂きありがとうございました。笑顔が素敵
なとても気さくなお人柄で、楽しくインタビューさせていただきました。お話も弾み、
時がたつのも忘れ,あっという間に1時間以上お付き合いして頂きました。入社以来4
0年のうち、約半分の20年間インドの仕事にかかわっちゃった、とお茶目におっし
ゃる中西会長ですが、インドへの愛着、インド人への期待、信頼がうかがえました。
また、2度目の赴任で日本人社会が変化する中、日本人会を的確にリードしようとし
て下さることもわかり、とても心強く感じました。一年間どうぞよろしくお願い致し
ます。
(担当 さくら会広報部  岡田、清水、小林) 

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2011年度日本人会各部担当者および活動予定のお知らせ

《会長》 中西会長 (MARUTI SUZUKI INDIA LTD.)
《副会長》 浜崎副会長 (HONDA SIEL POWER PRODUCTS LTD.)
《常任理事》 林常任理事 (EMBASSY OF JAPAN IN INDIA)
《会計監事》  佐々木会計監事 (MIZUHO CORPORATE BANK, LTD.)
《主事》 小島主事 (MARUTI SUZUKI INDIA LTD.)
【総務部】 中垣部長 (MITSUBISHI CORPORATION INDIA PVT. LTD.)
2011年度デリー日本人会総会は例年通り2012年4月下旬開催を予定しています。

【学校運営部】 柴田部長 (MITSUI CHEMICALS INDIA PVT. LTD.)
【学校運営部】  福田副部長 (TOKIO MARINE&NICHIDO FIRE INSURANCE CO.,LTD.)
ニューデリー日本人学校及び付属幼稚園の運営全般を担当いたしますが、本年度は特に生
徒数の増加や校舎の老朽化に伴い、教室の増改築や施設補修工事を取り進めるべく、支援
策を検討・推進してまいります。

【広報部】 小川部長 (YKK INDIA PVT. LTD.)
デリー日本人会会報「デリーライフ」の発行と日本人会ホームページを担当しています。
更に、現在、「生活の手引き・ショッピングガイド」の改訂作業を行っていますが、予算の
関係上、印刷物での発行は取り止め、日本人会ホームページ上での掲載のみとさせて頂き
ますので、その点、ご理解を賜りますようお願い致します。

【運動部】 根井部長 (DENSO INTERNATIONAL INDIA PVT. LTD.)
昨年まで日本人学校と日本人会で共同開催してきました運動会は、日本人学校からの単独
開催申し入れに基づき本年から日本人学校単独開催とし、日本人会の運動会への参加を取
りやめる事と致しました。また、それに代るもの(代替案)をどうするかにつきましては、
会員のご意見も頂いて検討していく予定です。尚、上記に付きましては、会員の皆様のご
理解を頂くべく、8月4日にその内容の一斉配信を実施しています。

【交流部】 川村部長 (SOJITZ INDIA PVT. LTD.)
2011年12月3日(土)全インド日本人会・インド日本商工会による合同連絡会を開
催予定です。主要7都市から日本人会および商工部会の代表の方々が集まり各地域の状況
/課題などを共有化する予定です。

【娯楽部】 鈴木部長 (MITSUI & CO. INDIA PVT. LTD.)
飯野副部長 (HITACHI INDIA PVT. LTD.)
2011年度のデリー日本人会忘年会を企画しております。今年の会場は新たにグルガオ
ンのLeela Hotelを予定しております。

【厚生部】 清水部長 (ITOCHU INDIA PVT. LTD.)
インドに於ける健康・医療に関するセミナー開催等を通じ、日本人会会員への貢献方法を
検討しています。

【文化部】 渡辺部長 (MARUBENI INDIA PVT. LTD.)
大使館主催の「日本月間」への支援(アニメ映画上映会、生花インターナショナル)および「全
インド日本語弁論大会」賞品支援などを企画しています。

【青少年児童部】 臼井部長 (JAPANESE SCHOOL, NEW DELHI)
2011年9月24日(土)17:00より日本人学校校庭にて夏祭りを開催する予定です。
お待ちしております。

【安全危機管理部】 沖廣部長(10月10日着任予定 SUMITOMO CORPORATION INDIA PVT. LTD.)
緊急事態発生時の皆様の安全確認に役立てるべく、商工会、日本人会事務局と協力して、
緊急連絡網の整備、及び運営準備に寄与しております。年度内に緊急連絡網テストを実施
する予定です。

【さくら会】
年2回のデリーライフの発行に加え、生活の手引きとショッピングガイドの改訂作業を現
在進めております。10月15日(土)に行う「さくら会の集い」(旧ランチパーティー)で
は、福引参加代金を全額東日本大震災の義援金といたします。また来年2月頃の予定で催
しを企画中です。

【日本人会室運営部】 池尻部長(SMCC CONSTRUCTION INDIA LTD.)
日本人会室は会員の皆様にご利用いただくための施設です。
尚、日本人会は2011年6月1日より下記住所に変更になりました。

c/o Avalon Court Yard,
Khasra, No.365 & 383, Sultanpur
New Delhi – 110 030
Tel; 011-6472-4448

*日本人会室の開室時間
(月~土)午前9時~午後5時(但し、水曜日は午後2時までです。)
(日曜日は午後2時30分~5時まで図書室利用可能。事務局はお休みです。
都合により閉室することもありますので、事前に電話にてご確認下さい。)

こんなふうにご利用いただいています。
① サークル活動 (コーラス、麻雀、ブリッジ)、さくら会会合などに。
② DVDの貸し出し (ボランティアグループによる)
毎週火曜日 10:30 ~ 12:30 及び 毎月第2土曜日 15:00 ~ 17:00
③ 図書の貸し出し 文庫本、マンガなど自由に借りることができます。読み終わった本は、必ず元の棚にお返し下さい。
④ 掲示板 いろいろな情報が掲載されています。ポスターなど掲載ご希望の方は、ご自由に掲示して下さい。

*日本人会の活動で会室を利用する場合は、事前に会室に設置してある「会室予約ノート」
にご利用希望日を記入下さい。キャンセルの場合は、他にご利用になりたい方々の為にも、必ず予約記入を削除、または事務局にその旨速やかにご連絡下さい。
会室にはボーイ(彼の名前はバルラームです。)がおり、皆様のお手伝いを致します。
どうぞお気軽にお申し付け下さい。

【日本人会事務局】 月~金:午前9時~午後5時
6月よりアバロンホテル隣接ブロックの2階にて業務を致しております。入退会手続き、
会費の受付、メール配信等の業務を担当致します。ホテルへお越しの際、また会室ご利用
の際、お気軽にお立ち寄り下さい。
(*業務のため事務局員が外出することもありますので、入退会手続き、会費の支払い、
生活相談等でご訪問の際は、事前に下記にご訪問日時をお知らせいただければ幸いです。)
また、会社・団体事務所住所・電話/FAX番号、E-mailアドレス(個人メールアドレスも
含む)が変更となりました際には、速やかにご連絡下さい。

<お問い合わせ>
電話番号:6472-4448
携帯電話:98114-59990(ミトラ美沙子)
Eメールアドレス: jimukyoku00@delhinihonjinkai.in

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さくら会からのご挨拶

 
本年度のさくら会では、文化活動として「さくら会の集い」を10月15日に開催いたしま
す。また来年2月頃にも催しを計画中です。広報活動として日本人会広報誌「Delhi Life」
の発行、及び「デリー生活の手引き」と「ショッピングガイド」のウェブサイト版改訂作
業を行います。
皆様のデリー生活が快適で楽しいものになりますように、地区委員一同、力を合わせて活
動していきたいと思います。皆様からのご意見、ご要望、新情報などもお待ちしておりま
すので、どうぞお気軽に最寄りの地区委員に声をお掛け下さい。

なお、本年度は12地区41名の地区委員で活動を開始いたしました。以下に紹介させてい
ただきます。

Vasant-AB          浅井幸子 清水雅代 宮脇朋子 磯野美穂理
Vasant-CD          小田玲子 小林香奈子 南 幸
Vasant-EF          寺崎亜貴子 ジャッカー敦子 伊藤美和 村上道代
Chanakyapuri       松下祐乃 レイラニ・エツコ・ハーマン
Panchsila             高杉歩 土井史子 大石陽子
New Friends/Noida     藤原房子 山本チブ奈津子
Anand                 田中澄 武石いずみ 杉山泰子
Defence              細田晃代 清水直子 富宇賀洋子 渡邉ひろみ 村松育子
Gurgaon-I            赤木久美子 澤内友美子
Gurgaon-IIA         金子恵子 浅賀敬子 北村優子 安藤生奈 安部陽子
Gurgaon-IIB         井上晃子 山田綾子 清板有紀 大塚文緒
Gurgaon-Ⅲ          渡辺利子 星野琴美 木部容子 石橋有希

以上、各地区の委員は、お世話役と同時に、総務、文化、広報に分かれて活動しております。

各活動への皆様方のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2011年度 地区委員一同

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2011年度 日本人会 サークル紹介

 
16サークル(日本人会外3サークル)への問い合わせ等は日本人会事務局(011-2616-6427)へ
◆日本人会ゴルフ同好会◆
百余名の会員を有する日本人会の最大の同好会であるゴルフ同好会は、
原則毎月第2土曜日に月例会を開催しています。
日頃の運動不足の解消、日本人会会員同士の交流の場として、年々会員は増加しております。
プレーの後のビールは最高です。緑の上で交流を深めてみませんか? 皆さんの参加をお待
ちしています。
会員数119名(2011年7月末現在)
場所: Golden Green Golf Club
年会費: Rs2,000.-
活動内容 ① 月例コンペ(原則として第2土曜日)
② King of kings杯(年間王者)コンペ (8月)
・ 参加費: Rs2,200程度/月例コンペ (除く懇親会費)
・ コンペ終了後、表彰式を兼ねた懇親会をゴルフ場クラブハウス
で行います。

◆婦人会ゴルフ同好会『メンサブゴルフ』◆メンサブゴルフ同好会は、今年で45 年目を迎えます。
「メンサブ」とは、女性を意味するヒンディ一語です。
活動内容としては、毎月1回コンペティションを行っております。

初心者から経験豊かなプレーヤーまで、和気あいあいと楽しく親睦を
深めております。
自然の中の緑豊かなゴルフ場で、日頃の運動不足やストレスを
解消しましょう。
日本人会会員であれば、どなたでも参加できる《お楽しみコンペ》も、
毎年秋ごろに開催致します。
ご自分のゴルフクラブをお持ちの方!! まずは、ご連絡下さい。

◆水泳同好会◆デリーの夏を楽しく過ごすベストな倶楽部!
水泳同好会は、2001年から新しく結成された同好会で、男女約60名の会員がいます。会員は原則、日
本人会会員または会友で、子供さん( 約30名)は同好会会員である保護者の同伴で参加しています。
日本人学校の屋内プールを、夏の期間(4月下旬~10月下旬)、水曜(14時~18時)、土曜・日曜(10時
~18時)に利用させていただいています。昨年から水曜、金曜にナイトスイミングも始まりました。

プールで広がるネットワーク、運動不足の解消と体力UP。
水につかるだけでもリフレッシュ。
初心者の方も、魚になりたい方も、リハビリ・シェイプアップの方も、みんな大歓迎です。
夏祭りには、たこ焼きをみんなでつくります。

◆ソフトボール同好会◆インド駐在者の親涯を目的に、年3回(春2月頃、夏7月頃、秋10月頃) ソフトボール大会を開催
しています。
参加チームは関連会社などで構成した12 チーム。試合方式は1部、2部に分かれての総当たり方
式に変更し、実力が拮抗する相手との対戦に、毎回緊迫した試合が展開されています。
試合にはご家族の方にも多く観戦して頂き、忘年会に次ぐデリーでの一大イベントになって
います。

是非とも多くの方からの参加をお待ちしています。
練習日・練習場所  各チームにて決定
試合会場 日本人学校
会費   年間Rs 2000 / 1チーム
練習会場 日本人学校など

◆サッカ一同好会『キッカーズ』◆サッカーの好きな子どもたち、集まれl  低学年は楽しく基本から、高学年・中学生はゲームを
しながらチームプレーを学んでいきます。サッカー初心者でも大丈夫。みんなで一つのボールを
追いながら、仲間作りをしませんか。
尚、子どもたちと一緒に汗を流してくださる方々を広く募集しております。

場所  日本人学校校庭
練習日 毎週土曜日
時間  夏季( 4月~9月)16:00~18:00
*4年生までは17:30終了
冬季(10月~3月)15:30~17:30
*4年生までは17:00終了

対象者 日本人会に所属している家庭の児童・生徒で、日本の小中学校の就学年齢に該当する
子ども-男女を問わず
指導者 高校生・成人・父兄の有志の方々( 募集中です! )ご都合のつく時だけで結構です
入会  随時

◆神興同好会(デリー神興会)◆「神興」と聞いて血が騒ぐ方、いらっしゃいますか?

実はデリーには神興があるのです。
6年前発足したばかりのデリー神興会ですが、活動の場を今年も「夏祭り」に絞り、気合いを入れて参ります。
会費等はありません。
興味のある方、是非連絡をお待ちしております。

◆ 剣道同好会 『剣印会』◆インドで日本武道を始めてみませんか? 低学年のお子さんから大人まで随時募集中です。
経験は問いません。初心者の方でも有段者が基礎から丁寧に指導いたします。
特にお子さんには剣道を通じて日本文化、礼儀作法について少しでも触れてもらいたいと思い
活動しています。
場所  日本人学校体育館
稽古日 毎週日曜日
※不定期に休みになる事がありますので、ご見学の際は事前にご連絡をお願い致します。

時間   12:30~15:00
対象者 小学校1年生~(男女問わず)
指導者 有段者(初段~六段の約10名)
入会   随時

◆ 空手同好会 『 極真空手ニューデリー支部 』◆極真空手は、創始者である師・大山倍達が日本で、そして世界各国で修行を積まれた中で確立さ
れた独自の精神とルールを持つ武道空手です。 その精神は、「頭は低く目は高く、口を謹んで心
広く、孝を原点として他を益する」という師の言葉に象徴されています。
現在、師の跡を継ぐ松井章圭館長を中心に、世界120ヶ国・1.200万人の会員がいます。
ある人は強さを、ある人は健康と美容を、またある人は精神力を求めて、日夜修行に励んで
います。

当地においては、総勢55名の会員が毎週日曜日に稽古に励んでいます。
稽古場所:日本人学校体育館
稽古時間:毎週日曜日16:00~18:30
持参物:道着(トレーニングウエア)、タオル、水筒
指導員:上田 隆行・南アレン健太・上田 竜司
会員数:55名

◆ あかちゃん会 ◆1歳半くらいまでの乳幼児を持つお母さんと赤ちゃんが集まるサークルです。
毎週火曜日10時半~12時半まで、日本人会室で活動しています。涼しい時期には公園でピクニッ
クをしたり、お誕生日会、初節句などの行事も取り入れて楽しく過ごしています。
小さいお子さんを抱え、外出もままならないお母さん方にとって、日頃の育児の悩みやワクチン
などの小児科情報など、情報交換の場として大いに役立っています。お友達で乳幼児のいらっし
ゃる方や後任の方で乳幼児を連れていらっしゃる方に是非お声掛け頂ければ幸いです。

また、デリーで出産された方もいらっしゃり、デリーで調達できるベビー用品や産婦人科情報もありますので、妊婦さんもぜひご参加ください。
見学者も大歓迎ですので、是非一度遊びにいらっしゃってください。

◆ プレ子供会 ◆1歳半から幼稚園入学前まで(3月末までに3歳となる)のお子様とお母さんのためのサークルで
す。毎週火曜日の13:30~15:30に活動しています。
4月頃から10月頃の暑い時期は室内(日本人会会議室や会員宅)、11月頃から3月頃の涼しい時期
は公園等の屋外で開催しています。また、季節のイベントやお誕生日会等も行っています。

子供たちが賑やかに遊ぶのを見守りながら、お母さんたちも色々な情報を交換して和気あいあい楽しい時間を過ごしています。
いつでも見学可能です。
ご興味のある方は是非遊びにいらして下さい。

◆ クロスステッチ同好会 ◆金曜日の午後は日本人会室に遊びにきませんか。
おしゃべりをしながら、それぞれが自由に好きな作品作りをしています!
図案や布も多数取り揃えてありますので、初心者の方もすぐに始められます。
毎週金曜日14:00~16:30日本人会室で行っています。

手芸がお好きな方も、手芸は苦手だけどおしゃべりを楽しみたい方も
どなたでも大歓迎です。
ご興味のある方は是非一度見学にいらしてください。
お待ちしています。

◆ Japanese Bridge Club ◆ブリッジはカードゲームの中で最も理論的なゲームです。
また、推理力とパートナーシップを試す伝統的で洗練されたゲームです。
一度始めるとこのゲームの奥の深さに魅せられ決して止めることの出来ないものです。
ブリッジは、社交ゲームとして世界中どこでも、海外のお友達とも楽しめる言葉を超えた
コミュニケーションです。ブリッジを通して知り合った仲間とは一生のお付き合いが出来ます。

私達は同好会として毎週月曜日、9:30~13:00まで日本人会室で楽しんでいます。
初心者、ベテランを問いません。
一度ご見学ください。
御興味のある方はお近くの会員までご連絡ください。

◆ 健康マージャン ◆暑くて出かけられない、そんな時にこそみんなで集まって指と頭の体操をしましょう。
毎週木曜日13:00 ~16:30日本人会室で行っています。

もちろん初心者大歓迎、基礎からマージャンを覚えればデリーライフも一層楽しくなりますよ。
中・上級者もご一緒に楽しいひと時を過ごしませんか。
是非一度見学にいらしてください。

◆ ボランティアグループ ◆何をとっても奥深いインド!インド生活を楽しむきっかけづくりになるかも。
ボランティアグループは、1989年に発足。「インドの恵まれない人々に施しでない自立につな
がる援助を」を主旨として、先のメンバーの方たちが築き上げてきたことに学びつつ、その時その
時集まった顔ぶれで、自分にできる事、「やってみたい」という事を話し合いながら実現に向けて
活動しています。
インドで生活をしていると目に飛び込んでくるスラム・物乞いをする子どもたち・身体に障碍を
持った人たち…、このような状況にある人たちを支援している施設・団体が、インドには多数あり
ます。現在私たちは、その中のデリーと近郊にある12の施設・団体の活動を支援しています。
ディワリ・ホーリー・クリスマスなど各施設にとって特別な時期には、私たちも支援施設を訪問
し、施設で過ごす人たち・子どもたちとの直接の交流を味わう時間を大切にしています。
土台になる支援活動資金は、Charity Mela・日本人会『夏祭り』への出店・日本人会室でのDVDの
貸し出しなどのほか、『ミニボランティア』と銘打ってグループ内外より講師を求めての小さな
イベント(講演会、料理・手芸講習会など)を企画し、グループ外の方々からの協力を得ることで
調達しています。
現在メンバー23名。仲間を見つけたい、『ミニボランティア』企画に魅かれた、インド社会の奥を
もう少し覗いてみたい、ボランティアということに関わってみたかった…動機はいろいろで、さまざま
な年齢層が集っています。ご自分らしい〝ボランティア″を探してみませんか?

毎月第2木曜日午前10時から日本人会室で集まって、活動の報告・今後の活動計画を話しています。
この定例会を見学ご希望の方、ボランティアにご興味のある方、是非お待ちしています。
ご入会大歓迎!随時メンバー募集中です!
(問い合わせ先)E-Mail : volashikkoubu2010@gmail.com

◆ コーラスグループ  コールマユ-ル ◆歌が好きな人!!一緒に歌いませんか?
毎週金曜日10:00~12:00に日本人会室で活動しています。

年に一回の定期コンサートには、美しい衣装を身にまとって歌います。
上手に歌えなくても、歌がお好きな方なら大歓迎です。
まずは、見学にいらして下さい。楽しめる事間違いなし!!

◆ 茶道部 ◆まさか、インドに来て茶道ができるの? そう、できるのです!
毎週火曜日9 : 3 0~12:00(学校の休みの日は除く)に日本人学校の和室をお借りして、
いろいろな流派の方々が一緒にお茶とお菓子をいただき、幸せな顔をして、幸せな話題で盛り上
がっています。

経験者・初心者・昔やっていてすっかり忘れてしまった方、
どなたでも大歓迎ですので、是非見学にいらしてください。
尚、来年度からは、日本人学校の授業の関係で、
お稽古日が火曜日から他の曜日に移るかもしれません。

 

日本人会サークルに所属はしていませんが、こんな活動のグループもあります。

◆ ゴスペルサークル 「 AMIGO DELHI 」 ◆東京のゴスペルクワイヤーのデリー支部として発足して6年目のサークルです。
アメリカの聖歌隊生まれのパワフル&ソウルフルな歌は日本でもファンが多く、
今では、日本各地に地域に根ざした沢山のゴスペルサークルがあります。
デリーにあっても不思議ではありません!

時間: 月2回程度不定期 土曜日 10:00~12:00
場所: 代表者の自宅リビング Westend, New Delhi
対象: どなたも大歓迎~♪ お子様連れOK(乳幼児もOK)。
おなかから元気が湧いてくる、ゴスペル歌ってみませんか!

◆ 混声ポップスグループ 「 CHAAT MASALA 」 ◆チャートマサラとは、インドのサラダやスナックにかける美味しいミックススパイス塩のこと。
そんなお手軽かつ楽しいハモリを聴かせるグループです♪

時間: 月2回程度不定期 土曜日 16:00~18:00
場所: 日本人学校音楽室
対象: どなたも大歓迎。歌の好きな貴方!一緒に歌いませんか?
男性・女性メンバーどちらも募集中!OFF会でカラオケもあり
気楽なサークルです。

◆ テニス同好会 ◆運動不足になりがちなインドでは週末の運動は欠かせません。ボールを追いかけながら楽しく汗
をかいて、リフレッシュしませんか?女性も男性もお子様からお年よりまで幅広い方々にご参加
いただき、とても仲良くテニスを楽しんでいます。未経験者は経験豊富なコーチが丁寧に教えま
すので直ぐに上達しますよ。ちょっと運動不足かなと思ったら、気軽にご参加ください。

日時:毎週日曜日 8:00~12:00
8:00から30分ほどアップをして、その後試合形式の練習。
場所:ISHWAR FARM
Ram Mandir Road, behind D-3/D-4 Flats, Vasant Kunji, New Delhi
Tel 011-2612-4196

道順:Hyatt Regency Hotel脇のAfrica Avenueを南に下り、Aruna Asaf Ali Roadを進みます。
右手角にFortis Hospitalが見えたら、その突き当たりのVasant Kunj Roadを右折します。
直後の左斜め前方の道へ左折、両側がFarmに囲まれたRam Mandir Roadをしばらく走行し
てください。
途中、右側には大きなHindu教寺院があり、その約500m先に「ISHWAR FARM」があります。
「ISHWAR FARM」と書かれた表示板を左折し、Gupta Farmと大きく書かれた門扉を入ると
奥に定例練習で使用しているテニスコートが見えます。
年会費:Rs200
参加費:(会員) Rs100/回   (非会員)Rs150/回
注意:雨天時は、当日朝コートに電話をしてコートの使用可否を確認ください。

各サークルへ 入会、質問がある場合、日本人会事務局(011-2616-6427)
へお問い合わせください。各サークルの代表者の連絡先を教えてくれます。

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デング熱予防に関して一言

――セカンド・サマーの時期こそ,長袖の着用を!――
在インド大使館 医務官 佐藤芳郎
1.デリーのデング熱発生の季節的特徴を考慮しましょう!というのが今回の提言内容で
す。デング熱はウィルスが原因で起こる病気です。このウィルスは蚊が媒介し人に感染
します。突然の高熱で発病し、頭痛、関節痛、筋肉痛などを訴えます。加えて咳や喉の
痛みなどの呼吸器症状があればインフルエンザなどが、扁桃腺が腫れていれば扁桃腺炎
が考えられますが、デング熱は他に特徴的な症状らしいものがないのです。こういった
突然の高熱で発症する病気は他にマラリア、腸チフス、チキングーニャ熱などがありま
す。結局血液検査、経過などで判断して行くのですが、敢えて言えば、眼の奥の痛みが
あればデング熱を疑い、関節の腫脹があればチキングーニャ熱を考えるということにな
るかと思います。しかし実際これらの疾患の鑑別は難しいと言えます。デング熱に罹患
するとかなりひどい全身倦怠感があり、解熱後もしばらくのあいだ続きます。稀に全身
の出血を起こしその中で稀に死亡する人がいます。昔こそ死亡率が高いデング熱ですが、
最近のインドの医療レベルでは死亡率が非常に少なくなっています。勿論それなりの治
療を行った上でと言う前提のうえですが。しかしながら、現在未だワクチンがありませ
ん(近い将来出来る可能性はあります)。そこで、

2.今でもデング熱対策として重要なのは蚊の対策です。蚊に刺されないことが予防につ
ながるのは自明の理です。ただ、1年中蚊に悩まされ続けなければならないかというと
デング熱に限って言えば、デリーでは1年の中で流行季節があります。モンスーンの季
節が終わる頃,9月から徐々にデング熱の患者さんが出て来て10月中旬から11月上
旬にかけてピークになり11月下旬には終熄に向かいます。この動向を考慮すれば、こ
の時期にこそ、デング熱予防に細心の注意を払えば良いのではというのが私のアドバイ
スです。デング熱を媒介する蚊はデング熱を発病したヒトの吸血行為を通してデング熱
に感染します。デング熱患者の存在が前提になるのです。どんな注意、何をすれば良い
かと言うと具体的にはこの時期はセカンドサマーと言うほど暑くなる時期ですが、この
時期こそ長袖(薄手のものでよいかと思います),長ズボンを着用し蚊に刺されないよう
心がけることです。少々の暑さはデング熱予防を考えれば我慢すべきです。また、デン
グ熱を媒介する蚊は日中に活動が旺盛になるグループの蚊です。特に朝方明るくなった
頃、夕暮れ時、暗くなる前に最も活動的になるようです。この時間帯に細心の注意を払
うというのも一方策かと思います。斯様に流行時期および媒介する蚊の特徴を知って予
防対策を考えるのがコツかと思い、今回のような提案をした次第です。

3.参考までにインドでもマラリアは流行しています。マラリアを媒介する蚊は夜間活動
型でデング熱とは別のグループに属します。それで、デング熱も含めて一日の中で最も
注意を払う時間帯は朝方前後、夕方前後となるのではと言うのが持論です。インドでは
4種類あるマラリアの内、熱帯熱マラリアと3日熱マラリアの2種類が流行しています。
デリーでは3日熱マラリアがほとんどです。このタイプでは死ぬことがありません。ま
たチキングーニャ熱を媒介する蚊はデング熱と同じグループです。一日の中で気をつけ
た方が良い時間帯を考慮して下さい。この病気は昨年デリーでも患者さんが出ましたが
70例ほどでした。関節が腫れて痛く動くことが出来ないほどになることがあります。

 

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インドの女性、オーガニック野菜で評判の細腕繁盛記

 
インド、野菜大国インド、多くのベジタリアンが住むインド。そんなお野菜をオーガニッ
クで作っていらっしゃるインド人の女性にスポットをあててみました。
Vasant Vihar から程近いところのファームハウスのご自宅で全て御自分の目で
いろいろなお野菜を栽培して、市場に出されている方です。
お野菜の紹介とともに、暮らしぶりもちょっとのぞかせてもらいました。


お名前 Kanu Somany
生年月日 1971年12月8日
既婚 結婚は17歳のとき
当時21歳のご主人と
経歴 結婚後2年間 Londonに住み、ご
主人の家業を手伝うため帰国
現在 ご主人 犬3頭と同居
← この写 真のショールはジャスミンの
花を16人がかりで12時間かけて結婚
式に間に合うよう縫い付けたもの。
贅沢の極み!


■この仕事を始めたきっかけ■
幼少の頃から、自家菜園でお野菜を作り、食べていたが、旬のそしてインドの物だけに限られて
いた。ところが、結婚したご主人はイギリスからインドに戻り、西洋野菜などを食べたいがイン
ドでは手に入らず、ならば家で作ってみよう、ということで作り始めた。ご近所やお友達におす
そ分けするとその新鮮さとおいしさが口コミで広がり、9年前から、本格的に販売を始める。一
時は曜日によってまとめて宅配などもしていた。

ゲートから母屋までのア
プローチ

客間から庭を眺める

手入れの行き届いた花壇

お庭にはこのような実が

■オーガニック野菜へのこだわり■
よく耳にするこのオーガニック野菜(有機栽培された野菜)だが、彼女のこだわりは「完全無農
薬」、まず土壌を無農薬に浄化するために5年は費やす。

オーガニックとして認可さ
れている農薬も実はあるの
だが、彼女はそれも使わない。
取材に行った8月は種まき
の時期なので、出荷は少ない。
通常5人の農夫を雇ってい

るが、最盛期(刈り取り期)になると24人体制で収穫をする。
葉もの野菜は洗ってそのまま食するデリケートなものなので、自宅庭部分で毎日自分の目でチェ
ック指示し、管理している。また、収穫する従業員も、健康でなくては、安全な野菜にならない
と、葉物野菜に関しては、自分が管理出来る5人にしぼって、栽培、収穫に当たらせている。
虫がつくと人力で駆除。それと、ニームの枯れ木でスモークを焚いて虫の駆除をしている。

■販売■
収穫できたものを決まったショップに納める、またはメールにて、発送できる野菜の情報を提供
し、販売している。
納めた野菜はその日のうちに販売し、売れ残りは全て回収することになっている。
そうしないと古い物も売られてしまい、信用にもかかわるから。
この仕事は彼女1人で基本的にはコントロールされている。ご主人はノータッチ。

メールで旬のお野菜の販売情報をお届けします。

生産しているお野菜の一例

レタス(ロロ・ロッサ:イタリア産、オークリーフ:オランダ産、パダヴィア:フランス産)
ブラックロメイン、カリフラワーグリーン・パープル・オレンジ、パセリ、バジル、水菜、サラ
ダ菜、こまつな など

■週末やバカンスはどのように■
ご主人は出かけるのが大好き、しかし彼女は家が一番。
そうはいっても、今まで行った外国は数多い。日本はもちろんのこと、香港、シンガポール、フ
ランス、デンマーク、オランダ、アメリカ、カナダ、etc。

取材に出向いた私達に・・・
こんなステキなおもてなし
街中のカフェよりおしゃれです
ミントの葉ももちろんオーガニック

軽食も出してくださいました。
どれもこれも、ヘルシーで体によいものばかり。
美味しくって、何度もお代わりしてしまいました。

■Kanuさんから一言■
インドにも、美味しい野菜がたくさんあるし、育てることが出来るが、そのノウハウや、農薬
の影響、化学肥料の怖さを知っている人たちが少ない。たとえば、文字を読めない人たちが、農薬
の使用方法もわからず、農薬の希釈度もわからないままに作物を育てていることは、大変恐ろし
い。もっと、インド人の識字率を上げ、インドの良さを世界にアピールできるようにしていきた
い。また、昔ながらのインドの美味しい野菜も栽培していきたい。インド在住の外国人が、世界
各地の野菜を食べて、故郷を懐かしむことができればとても嬉しい。

■ 購入可能なお店 ■
Steakhouse – Jorbagh
Bombay Fruit – Khan Market
Malik Brothers – Defence Colony Market
Modern Bazaar – Saket
Modern Bazaar – Vasant Vihaar
Modern Bazaar – Gurgaon (23,24, 25 arjun marg shopping mall, DLF phase 1,
01244212190)
但し、時期的に今はあまり出荷せず、11月~3月くらいが最盛期で、店頭に並べられる。

■感想■
こんなにもストイックに、農薬を使わずに野菜を育てているインド人女性がいることに、
驚きと感動を覚えました。厳しい気候の中で、その条件にあった旬の野菜。美味しく安心して
食べられる野菜がインドにもあることがわかり、食生活がとても明るく豊かになった気がしま
す。これから葉物野菜が取れる季節が楽しみです!

(取材 浅井、清水 /取材協力・通訳 ジャッカー敦子)

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編集後記

 
小冊子にて皆さまにお届けしておりましたDelhi Lifeですが、前年度の広報部員の
尽力で実験的に行われたウェブ化を引き継ぎ、大幅な費用削減効果があることから、今
年度より紙面での作成を廃止いたしました。

日本語で書かれた情報冊子は、デリー在住日本人の心の安らぎであるというご意見も
ございましたが、ウェブ化により多彩なカラー写真を掲載することもでき、さらに生き
生きとした内容ある記事を皆さまにお届けいたします。

今年度、さくら会広報部員は「ショッピングガイド」や「生活の手引き」の改訂作業
にも着手している関係で、少ない人数でDelhi Lifeの作成を行いました。そのため特
集記事は1本のみとなりましたが、多くの皆さまの関心を引くに違いないと、自信を持
ってお伝えできる内容であると思います。

次回は2012年2月発刊を予定しております。取材依頼等ございましたら、お近くの
地区委員までご連絡ください。

今回の発刊にあたり、多くの方々にご協力いただけましたことを、広報部員一同心よ
りお礼申し上げます。

日本人会広報部 小川徳行,藤巻哲平(YKK INDIA PVT.LTD)
さくら会広報部デリーライフ担当 小林香奈子、浅井幸子、清水雅代

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